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株サイト「風説の流布」容疑で強制調査


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バブル期に株式相場を動かした仕手集団の元代表らのグループが、運営するインターネットの株式サイトに、特定の企業の株価をつり上げるために書き込みを行っていたとして、証券取引等監視委員会は、金融商品取引法に違反する風説の流布の疑いで、11日、関係先に強制調査に入りました。

 

強制調査を受けたのは、インターネットの株式サイトを運営する「般若の会」の関係先です。
関係者によりますと、このグループは、バブル期に多額の資金を使って株式相場を動かした仕手集団の元代表として知られる70代の男性を代表にして、会員を募集する一方、運営するサイトで会員や一般の投資家に向けて株の情報を発信していました。
このうち、4年前から3年前にかけては、当時、大証1部に上場していた化学メーカーについて、過去に行った仕手戦を例に挙げて、「同じような大相場になる可能性がある」などと書き込んでいました。
このメーカーについて、最初の書き込みがあった翌日には株価がストップ高になったということです。
証券取引等監視委員会は、書き込みは株価をつり上げるために行われていたとして、金融商品取引法に違反する風説の流布の疑いで、グループの関係先に強制調査に入りました。
監視委員会は、グループが、かつての仕手集団の影響力を背景に、会員らに投資を行わせて株価を動かし、利益を得ていた疑いもあるとみて、実態の解明を進めることにしています。

引用 - NHK NEWS WEB 2015年3月11日

(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150311/k10010011741000.html)より

 

この記事について、いくつか調べてみました。
まずいきなりつまずいた「般若の会」、いったい何と読むのでしょう?

般若

こんなやつです。般若(ハンニャ)と読むそうです。思わず、ハンニャクと読んでました。(〃艸〃)

 

そして問題になったのが、般若の会が運営するサイト「時々の鐘の音」、コチラです。(いつまで公開されているか分かりませんが。)
http://www.kanenone.com/

 

ニュースの中では、「バブル期に多額の資金を使って株式相場を動かした仕手集団の元代表として知られる70代の男性を代表にしている」とされていますが、サイトをみると、 『般若の会』 代表 加藤 ロ(あきら)です。って、いきなり実名紹介かよっ。ヾ(~∇~;) オイオイ

 

実は、私自身、このサイトの存在は以前から知っていました。というのも、某株式投資情報配信で紹介していたんですよね。(こちらのサイトと関係あるかどうかは定かではありません。)この銘柄は急騰するぞっていう情報を数万円で販売しているヤツです。因みに、私は、5万円ほどの銘柄情報を購入しましたが、一向に急騰しなかったという悲しい結果でしたが。。。

 

皆さんも、その手の情報配信には引っかからないようにしてくださいね。あれ全く根拠ないですから。某情報筋(K氏)からの情報という触れ込みで紹介されるんですが、今から考えてみると、そんなおいしい情報をたった5万円ぽっちで販売するわけありませんよね。そんなに確実な情報だったら、人に紹介するより、自分でフルスイング投資した方が何倍も稼げます。

 

そんなこと考えれば分かるのに、引っかかるところが、人の性ってやつですね。いや〜お恥ずかしい。(*^▽^*)ゞ

 

あっそうそう、肝心なこと忘れてました。「風説の流布(ふうせつのるふ)」とは、いったい何なのでしょうか?

 

「有価証券の価格を変動させる目的で、虚偽の情報を流すこと。」だそうです。
つまり、般若の会は、影響力のあるサイト(時々の鐘の音)で、株価をつり上げることを目的として、特定銘柄の株価が暴騰するという情報を掲載し、株価操作をしていたということですね。

 

さて、その影響力のあるサイトとは、どれほどのものなのでしょうか?
ちょっと、そのサイト力を調べてみましたので、サイトに興味がある人は、以下ご覧ください。

評価項目(2015/3/18時点) 「時々の鐘の音」評価結果 解説
Google PageRank 2 株左衛門サイトがPageRank 1ですから、少なくともこの株左衛門サイトよりGoogleには認められたサイトということです。(泣)
Alexa traffic rank 3,238,393 株左衛門サイトがtraffic rank 3,078,160ですから、微妙に株左衛門サイト勝ってます。(フフッ)
インデックス数 24 要はページ数のことです。株左衛門サイトは459ページですから、たった24ページでGoogle PageRank 2なんて、どんだけ省エネなんだよっ!
外部リンク 0 どれだけ外部サイトにリンクを張っているかです。因みにサブ左衛門サイトは8となっています。
内部リンク 2 どれだけサイト内にリンクを張っているかです。因みにサブ左衛門サイトは89です。
Twitter ツイート数 151 株左衛門サイトは2,052です。やっと勝った気分?
Facebook いいね!数 85 株左衛門サイトは24。(負)
Google + 0 株左衛門サイトは1。(微勝。まあイーブンです。)
B! お気に入り数 27 株左衛門サイトは4。(負)
カテゴリ登録 クロスレコメンドに登録 カテゴリ登録とは、様々なサイトを内容ごとにカテゴリ分けして掲載しているサイトに、4万円程度のお金を払って評価し登録してもらうものです。株左衛門サイトはカテゴリ登録していません。
ドメイン取得年数 10年 株左衛門サイトは3年。(完敗)
アクセス数 株左衛門サイトとほぼ同等 具体的なアクセス数は分からないのですが、基本的に、ほぼ株左衛門サイトと同等と思われますが、このニュースでアクセス数が急増し、直近1週間では、株左衛門サイトの約9倍のアクセス数があるようです。(羨)

 

 

まあ、そんなことはさておき、この「時々の鐘の音」ですが、2013年1月28日の記事をを最後に、更新されていません。

 

過去にこのサイトで紹介された銘柄が、どのような値動きになったのか、別途、検証したいと思います。