噴上銘柄投資塾レビュー

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未来優希の噴上銘柄投資塾レビュー

パッケージ内容

未来優希の噴上銘柄投資塾

　販売価格　\ 198,000

投資手法

噴上銘柄投資

噴上銘柄を噴上直前にエントリーして、当日もしくは数日の間に、5％～20％の利益を確定する投資法です。

教材内容レビュー

講義内容は以下の通りです。

噴上銘柄投資法”直伝”セミナー：6/23に東京、6/30に大阪にて開催
Ｕｓｔｒｅａｍセミナー第１回　噴上銘柄投資法総復習：７月末開催予定
Ｕｓｔｒｅａｍセミナー第２回　追随投資法セミナー：８月末開催予定
Ｕｓｔｒｅａｍセミナー第３回　魚群投資法セミナー：９月末開催予定

その他配布資料、ツール及びサービスは以下の通りです。

噴上銘柄投資法”直伝”セミナーＤＶＤ
魔法のＥｘｃｅｌシート
塾生専用サイト、交流用フォーラム

（2014年6月23日まで・・・直伝セミナーから１年間）

噴上銘柄投資法”直伝”セミナー

6月23日、初回のセミナーが開催され、カブリツキで講義を受けてきました～。^ ^ ）／
講義内容は、これまでのどのノウハウとも異なり、将に未来氏のオリジナルノウハウで、非常に論理的に、そして明確に、そのノウハウの勝率を統計的分析結果を踏まえて解説してくれました。

いや～、それにしても、過去の株価データからの統計的検証には、頭の下がる思いでした。その検証結果から導き出された勝率は、疑う余地はありません。

与えられた厳しめの条件に当てはまるタイミングでエントリーすれば、何と、95％以上の勝率となります。これは、過去の実際の株価データからの検証データです。

未来氏いわく、ノウハウ自体は、最後の10分聞けば分かる。それに対して、実際のセミナーは6時間！＼(ﾟдﾟ;)長げーよっ

6時間の中には、近くの席の人たちとグループ討議みたいなことも含まれているのですが、そこでは名刺交換も行われるので、正式な名刺でなくても、名刺サイズの紙に、名前・電話番号・メールアドレスを記入したものを持って行っておいた方がいいと思います。これから同じ目標に向かい取り組んでいく仲間でもありますので、今後の情報交換のためにも、あった方がいいと思いました。

また、講義の中で、自分がどのような壁にぶち当たって、それをどのように検証し、どのようにこのノウハウに行きついたかというところも説明され、自分自身の失敗経験ともオーバーラップし、心の中では、話を聞きながら、皆、大きく頷いていたことでしょう。

最終的には、実際に投資検証を行って評価するのですが、現時点での評価は◎です。

多少慣れは必要ですが、慣れてくれば、確かに1日5分程度の作業で、翌日に噴上げる銘柄が分かるというのも納得です。エントリー候補銘柄は、一定の条件で絞り込んだ銘柄の中から、チャートを見て決めるのですが、そのチャートの見方には、多少慣れが必要そうなので、数週間デモトレを行い、不明な点をメールで質問し、ある程度感覚が掴めたところで、検証投資に入りたいと思います。

因みに、未来優希という名前はペンネームだそうです。そりゃそうか。

未来氏の講義は、彼の人柄が身染み出るもので、講義態度は、自信なさそうなのですが、そのノウハウの内容自体については、彼自身、「既に確立されたものと言っていいレベルにある」というように、自信がみなぎっていました。

因みに、懇親会にも参加してきたのですが、未来氏は、ここでも質問攻めで、食事もままならない感じでした。

まだこれからＵｓｔｒｅａｍセミナーも随時行われるわけですが、今しばらくはデモトレに専念します！

Ｕｓｔｒｅａｍセミナー第１回　噴上銘柄投資法総復習

7月28日に、第1回Ustreamセミナー（噴上銘柄投資法総復習）が開催されました。
提供資料としては、セミナーの内容をまとめたレジメ（PDF4ページ）と、銘柄スクリーニング用のエクセルファイルです。

セミナーの内容は、このノウハウでの１ヶ月間のデモトレードの実践を踏まえたおさらいと質疑応答といったところでしたが、大阪セミナー以降、塾生からの質問に対し、回答動画が随時送られてきていたので、このUstreamセミナーにおいては、特に目新しい情報はありませんでした。

どちらかというと、今回のセミナーは、まだこの投資法のポイントがまだ腑に落ちていない人のためのフォローアップといった感じでした。

ただ、セミナーの中で、未来氏の「思い込み」の力に関する話が聞けたのは、収穫でした。やはり、人は、そうなると信じて、それに向かって努力すると、実現するものなんですね。
未来氏の目標は1000億円貯めることだということで、私の１０億円貯めるという目標の100倍のスケールで、この差は間違いなく、現在の資産額と、これまでの実績の差からきているものですね。

私も、もっと大きな目標が語れるように頑張りたいと思います。

提供されたランキング銘柄の抽出エクセルファイルは、別になくてもいいかなって感じです。
このエクセルファイルには、マクロが組み込まれていて、シートに設置されたボタンをクリックすることにより、ヤフーファイナンスの値上がり率ランキングから200位まで抽出して、以下の3つの条件について、適合（○）、不適合（×）を自動で付けてくれます。
①　取引値が3ケタ（100円～999円）であること。
②　出来高が30万～200万であること。
③　出来高が100万～800万であること。
※　②と③については、100万～200万の出来高が重複しています。
そして、①と③の○が一致しているところがノウハウ合致と判定されます。

テキストで推奨されたスクリーニング基準とは若干ズレがありますが、気にしないことにしましょう。要するに、そこらへんの基準には、あまり明確なラインはないということです。

何故、このエクセルファイルが必要ないかというと、エクセルの機能がある程度分かる人であれば、手作業でやっても、5分程度で行える作業であることと、提供されたエクセルファイルだと、ヤフーファイナンスの個別銘柄チャートに飛ぶのに、エクセル上のスクリーニングされた銘柄コードをコピーしてヤフーファイナンスの株価検索窓に貼り付けるという作業を繰り返さなくてはならないのですが、手作業で、ヤフーファイナンスからエクセルにコピー・ペーストを行った場合、銘柄コードを貼りつけた部分に、ヤフーファイナンスの個別銘柄チャートへのリンクも一緒にコピーしてくれているので、貼り付けた銘柄コードをクリックするだけで、チャートを見ることができます。これが、結構効率的なんです。

ご参考に、私のやってる手動コピーペースト手順は以下の通りです。

①　ヤフーファイナンスで直近の値上がり率ランキングを表示します。
　　　http://info.finance.yahoo.co.jp/ranking/?kd=1&tm=d&mk=1
②　エクセルファイルを並行して開きます。（噴上専用のファイルを準備して、毎日、新しいシートを追加して貼り付けていくと便利です。）
③　ヤフーファイナンス値上がり率ランキング表の上部項目名から50位まで、左上から右下の対角線状にドラッグして選択後、右クリックして「コピー」。
④　②で開いたエクセルファイルの左上のセル（Ａ1）を選択後、右クリックして「貼り付け」。
⑤　次に、ヤフーファイナンスの表の下のページ「2」を選択して、51位～100位までをコピーして、エクセルの50位の下の一番左のセルを選んで貼り付け。
⑥　この手順で、ヤフーファイナンス値上がり率ランキング、3ページ（101位～150位）、4ページ（151位～200位）をコピー・貼り付け。
⑦　名称と出来高がセル幅が狭いので、適当に広げてください。
⑧　「取引値」と「前日比」の項目名セルが、それぞれ2つのセルが結合しているので、それぞれを結合解除。
⑨　「取引値」と「出来高」で、スクリーニング条件でフィルタリングすれば完了です。

Ｕｓｔｒｅａｍセミナー第２回　

8月31日に、第2回Ustreamセミナー（追随投資法セミナー）が開催されました。
提供資料としては、「追随投資法　絶妙なタイミングは、他国が教えてくれる」と題したレジメ（PDF19ページ）です。

これは、噴上げ銘柄投資法とは別の新しい投資法の紹介ではなく、噴上げ銘柄投資法の精度を上げるための補足手法です。

その内容は、噴上げ銘柄投資法によるスクリーニングでリストアップされた銘柄と同じ株価推移傾向を持つ同セクターの先行銘柄を見つけ、先行銘柄が株価上昇したら、それに追随してエントリーすると、勝率が上がるというものです。

セクターには、次のようなものがあります。

同じ業種の銘柄群
同じタイミングでスクリーニングされた噴上げ銘柄群
その銘柄が日経平均と連動している場合、他のアジア各国の株価

同じ業種の銘柄が多少のタイミングのズレはあっても、ほぼ同じような株価推移をすることは、知られていることですし、同タイミングでスクリーニングされた噴上げ銘柄も、同じタイミングで株価が大きく動いているわけですから、それ以降も同じような株価推移をする可能性は高いわけです。もちろん、株価推移が先行していると思われる銘柄の株価推移は、エントリーする銘柄の株価推移と並べてみて、連動性が高いことを確認する必要があります。

そこで使えるのが、Ｙａｈｏｏ！ファイナンスです。Ｙａｈｏｏ！ファイナンスの各銘柄チャートの株価表示設定の下に、「比較チャート」という欄があり、他の比較銘柄が4銘柄まで、日経平均、ＴＯＰＩＸ、ＪＡＳＤＡＱ及びＵＳドルとチャートを並べることができるのです。私も知りませんでしたが、この機能、知らない方も意外に多いのではないでしょうか。株価連動性をチェックするときには、かなり使えそうです。

世界各国の株価推移と日経平均の連動性を見つけるのは難しいことですが、概して言うと、日経平均の動きは、アメリカの株価（ＮＹダウやＮＡＳＤＡＱ）の流れを引き継ぐ傾向があり、他のアジア各国とは、ほぼ同じタイミングで株価が連動する傾向があるということです。それを意識してイメージすることで、日経平均の株価推移の予想が立てやすくなるそうですが、これは、実際のところ結構難しいです。

また、為替と日経平均も連動性も高く、円高の時は日経平均は下がり、円安の時は日経平均は上がる傾向があります。このあたりは、漠然と分かっていた情報が整理できて良かったです。

ちょっと気になっているのは、勝率が上がるのはもちろん良いことなのですが、あまり条件を付け過ぎると、エントリーできるチャンスが減ってしまうことです。
ただ、このセミナーの主旨としては、エントリーするタイミングの参考の一つにすると良いということようなので、エントリーの必須条件とは考えないようにした方が良さそうです。

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Ｕｓｔｒｅａｍセミナー第３回　

9月28日に、第3回Ustreamセミナー（魚群投資法セミナー）が開催されました。
提供資料としては、「魚群投資法」というタイトルのレジメ（PDF26ページ）です。

この講義は、噴上銘柄投資法とは、全く別物の投資法の解説でした。

魚群投資法とは、何かしらのイベントで連鎖的な「業種間の株価連動」、及び「同業種の会社間の株価連動」を利用して投資するというものです。

例えば、株価の値上がり率ランキングを見たときに、銀行や建設など、同一業種の銘柄がいくつもランキング入りしているようなことがあると思います。
そのようなときには、その業種値上がりの起点となったイベントが何であるかにより、それらの業種の後に、どの業種が値上がりするか予想して投資する。
また、それとは別に、ある業種の最大企業が大きく値上がりしているようなとき、その企業に次ぐ、第2、第3の規模の企業も、追従して値上がりする可能性があるため、それらに投資するというものです。

この手法は、別に目新しい手法ではなく、最も古典的な手法の一つなので、今更、「魚群投資法」という名前を新たに付けて、セミナーしなくても良かったかなと思います。

それより、ここのところの国内株の地合いの悪さもありますが、思うように成果が上がっていない人も多いと思うので、もっと、噴上銘柄投資法のフォローを行った方が良かったと思います。

また、セミナーの内容で一つ気になったことがありました。
それは、投資額に関するコメントです。
自己資金に対し、投資額は小さければ小さいほど、多少外れが重なっても、統計的に勝ち負けを繰り返すため、全体を通したときに資金が減るということはないので、あまり大きく投資しないよう注意が必要というくだりです。
これは、投資においては、至極当たり前なコメントではあるのですが、この考え方は、株価が上がるか下がるかは、結局誰にも分からず、その勝率は50％に収斂していくということが前提の話で、勝率95％以上の噴上銘柄投資法に当てはまるものではないはずです。

例えば、運用資金100万円のときに、勝てば10％（10万円）の利益、負ければ5％（5万円）の損失としましょう。
95％以上の勝率で2回の投資を行った場合、統計的に、以下のようになります。

2連勝：　90.25％の確率で、+20万円（利益）
1勝1敗：　9.5％の確率で、+5円（利益）
2連敗：　0.25％の確率で、-10万円（損失）

こんなおいしい投資に、投資額を小さくする人はいないと思うのです。
地合いが悪い時には、勝率が落ちることは当然なので、投資額を減らすことは理解できるのですが、そういう場合でも75％の勝率はあるということだったので、できるだけ投資額を減らした方がいいという理屈はあまり納得できないところです。

これを聞いていると、95％の勝率という話は、マユツバものなのかと心配になってしまいます。しかし、ノウハウの内容は、実際のところ信頼できるものなので、ノウハウを十分理解しきっていない95％の勝率という話を鵜呑みにした塾生からのコメントで、資金を減らしたという声が多かったのかもしれません。

95％の勝利を謳うことは、その投資法の実践者の、本来の正しい資金配分の感覚を壊し、その誤った資金運用法で資金を減らす可能性も上がってしまいます。

受講生は、しっかりセミナー内容を学習したとしても、結構裁量部分が大きいこの投資法において、最初から未来氏ほど正しく投資できるわけではないので、初めのうちから95％勝率を真に受けることは、危険としかいいようがありません。
少なくとも、数十回、できるだけ少額で投資して、実績を見た上で、徐々に投資額を増やしていって下さい。「投資は、ギャンブルではないので、一発で大きく狙わない」という投資の基本は、どのような投資法でも変わらないということを、今一度心に刻む必要があります。

また、セミナーの中で、これまで、受講生からの質問メール対応で、本来予定していた動画解説の配信ができなかったということで、本来このセミナーで終わるはずだった受講期間を1ヶ月延長してくれることになりました。
大分、地合いも良くなってきているので、これから、的中率が上がってきそうなところなので、その状況で、高い勝率を受講生に味わってもらいたいということなのかもしれません。

いずれにしても、これから受けるサポートに並行して、これから、しっかり実践投資していきたいと思います。