プロフェッショナルトレーダーの教科書 レビュー
パッケージ内容
- プロフェッショナルトレーダーの教科書テキスト PDF(121P)
- 実取引データダウンロード(エクセル形式 2010年3月〜7月)
販売価格 \ 9,800
投資手法
日本株もしくはFXのシストレ風トレード
実際に利益を出し続けている販売者自作シストレルールに基づいて、トレードを行います。
教材内容レビュー
テキストの目次は以下の通りです。
- 第1章 無年金時代到来!サラリーマンはもはやローリスクではない
- 第2章 トレードはれっきとしたビジネスであり、同時にゲームでもある
- 第3章 トレードで利益が出る理由
- 第4章 なぜトレードはやればやるほど下手になるのか?
- 第5章 エントリーは「離陸中の飛行機」をイメージして!
- 第6章 閉じ込めてひたすら逃げろ!!利益を伸ばすテクニック
- 第7章 ルールの微調整
- 第8章 実際のデイトレードを見てみよう
- 第9章 ドローダウン 〜市場が仕掛ける心理の罠〜
- 第10章 簡単には沈まないトレードを身につけたら・・・
- 第11章 大衆心理を研究して、さらに大きなチャンスを見つけよう
- あとがき 〜人生の成功者とは自ら課した目標を達成した者である〜
1-1 これからのサラリーマンの敵は税金と物価
1-2 サラリーマンと自営業のいいとこ取り!! 目指せハイブリッド所得者
2-1 私がトレーダーをおすすめしたい理由
2-2 年収1000万への最短距離
2-3 デイトレードとスイングトレード どちらが有利?
一息コラム なぜこの教科書はデイトレ・スイング、株・FX両方に対応なのか?
3-1 株価の動きは超テキトー!
3-2 必要なのは必勝法ではなく「節約法」
3-3 「ロスカットっていいものだなあ」と思えたらこっちのもの!
一息コラム 著者 ”けんさん”について
4-1 「下がったら買おう」は、負け組の入り口
4-2 上級トレーダーのエントリーは、「前へ前へ」と進化する
4-3 「安いから買おう!」はなぜダメなのかわからない方へ
4-4 奥義は「手仕舞い」にあり。不利なルーレットを作り上げていないか?
一息コラム 勝手に「パターン予測」してしまう脳
5-1 エントリーは2つある。逆張りエントリーと、トレンドフォローエントリーだ
5-2 「トレンドフォローエントリー」は離陸中の飛行機に飛び乗るイメージで
5-3 実践練習 トレンドフォローのエントリー
一息コラム 考えない!予想しない!ただひたすら繰り返す!
6-1 損失を負った投資家は、「きっと助かる」という妄想で頭がいっぱい
6-2 「トレーリングストップ」で相手の負けトレードにとことん付き合おう
6-3 閉じ込めて、ひたすら逃げる! 敗者の心理をイメージ出来ますか?
6-4 大きく受け取り、少ししか渡さない
一息コラム 考えない!予想しない!ただひたすら繰り返す! その2
7-1 トレーリングストップが無理なら利益目標設定型(FIX取引)でもOK
7-2 大きな利益を追い求めるならやはりトレーリングストップ
7-3 ロングとショートはまったく同じ取引だ
7-4 ロスカットは「ちょっと小さいかな?」より気持ち大きめが丁度良い
一息コラム 自作トレーディングサーバ「ソアーシステム」について
8-1 FIXトレードを実践しよう1 まずは普通のロスカット幅で
8-2 FIXトレードを実践しよう2 ロスカット幅を小さくしてみる
8-3 トレーリングストップでホームランを狙ってみよう
8-4 取引の結果を分析しよう
9-1 資金はジグザグ増えるもの。決して一直線には増えない
9-2 スーパードローダウンを克服したら一人前
一息コラム エキスパートだからこそ命綱で自分を守れ!
10-1 力を抜けば浮いてくる。もう簡単には沈まない。
11-1 お得意さんをイメージしよう! 大きなチャンスはお客様の観察から!
あとがき プロトレーダーとして、全ての取引をトレードと考えよ
それではここで、販売者のシストレトレードでの実取引データを検証してみましょう。
実取引データ検証
こちらが、実取引データの検証結果です。
取引期間 | 2010年3月〜7月 (5か月間) |
---|---|
取引数 | 116回 |
勝ち数 | 60回 |
負け数 | 54回 |
引分数 | 2回 |
勝率 | 51.72% |
勝ち合計額 | 2,901,000円 |
負け合計額 | 1,448,200円 |
損益合計額 | 1,452,800円 |
勝ち平均額 | 48,350円 |
負け平均額 | 26,819円 |
このノウハウの全ては、上記実取引データ検証結果に表れています。
勝負は半々でも、負けの金額を損切で限定し、勝ちでできるだけ大きく取ることにより堅実に利益を出していくというものです。
取引月(2010年) | 取引回数 | 月損益合計 |
---|---|---|
3月 | 10回 | 166,000円 |
4月 | 37回 | 318,000円 |
5月 | 30回 | 627,600円 |
6月 | 35回 | 323,200円 |
7月 | 4回 | 18,000円 |
検証期間の7ヶ月間、月単位で一度もマイナスが出ていないのは、なかなかの結果だと言えます。
3月と7月は、1ヶ月間丸々取引を行っていないので、取引回数は少ないのですが、フルで取引している4〜6月は30回以上と十分な取引回数となっています。
元資金は、その建値から約200万円程度と考えられますので、この検証期間の5ヶ月で、
(2,000,000 + 1,452,800) / 2,000,000 = 172.64 % の資金増加率です。
この計算だと、約6か月で資金が2倍になる計算ですので、複利運用した場合、1年で4倍になりますね。
まあ、この成績が長期間に渡って続くとは考えにくいですが、取引回数が多い分、安定した運用になることは間違い無さそうです。
因みに、テキストの内容に関しては、投資に向けて抑えておくべきこと及びメンタルコントロールについて、初心者にでも分かりやすく、まとめてくれています。
この商材の問題としては、シストレルールに則って、買っても負けても黙々と取引を続けることをシステムではなく人がやらなくてはならないというところです。
1ヶ月通してみればプラスで終わるにしても、3回連続で負けが続いたりすると、そのルールに対する自信が揺らぎ、ルール通りに取引が行えなくなってしまうことが往々にして起こってしまいます。
実際に、この検証期間においても、3回連続の負けは数度発生しているので、実際お金を投資している状況で、それでもなおルールに徹することができるかが、最大の懸念と言えます。
ただ、商材コンセプトとしてシストレを引き合いに出しているので、このような懸念が出てしまうのですが、最初から単純なルール設定の裁量トレードというコンセプトであれば、このような懸念は出てこない気もします。
ノウハウの内容的には、十分洗練された内容となっていますので、買って損することはないと思います。
実践結果
実践検証結果がまとまり次第、アップデートさせていただきますので、お楽しみに!
販売価格 \ 9,800