プロのトレーダーに聞いた!証券会社ランキング
株式投資を始めるためには、まず最初に、証券会社に口座を開設する必要があります。
証券会社により、手数料、取引ツールやサポート体制などのサービスの違いがあるため、証券会社選びは、これから株式投資を始めようという人にとっての最初のハードルになります。
証券会社選びで失敗をしないために、実際にプロのトレーダー達が使っている証券会社はどこなのかを調査してみました。
調査方法は、株式投資のノウハウ、自動売買ソフトやシグナル配信サービスの販売者、まさに株式投資のプロ中のプロである50社に、証券会社についてのアンケートを取り、その結果をまとめています。
プロが選んだ証券会社アンケートの結果
結果としては、アンケート対象のプロトレーダーの半数は、SBI証券を支持、約4分の1が松井証券、それに続いて、マネックス証券、楽天証券、岡三オンライン証券と続く結果となりました。それぞれの証券会社の推薦理由を含め、証券会社の特徴を以下にまとめました。
SBI証券 | ||
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業界最大手の安心感、格安の手数料や高機能トレーディングツールなど、高評価の材料には事欠きませんが、圧倒的支持の理由は、何といっても、業界最高水準の手厚いサポートです。それを裏付けるように、オリコン、サービス産業生産性協議会、ゴメス、ストックリサーチなどの数ある第三者評価機関で総合評価No.1を獲得しています。 |
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松井証券 | ||||
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大正7年創業の老舗証券会社であるにもかかわらず、日本で初めて本格的インターネット株式取引を開始して以来、常に革新的サービスを提供し続けている証券会社です。また、サポートも非常に充実しており、手数料も、1日の約定代金合計が10万円までは手数料無料と、株式投資初心者には、うれしい投資環境が整っています。 | ||||
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マネックス証券 | ||||
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サイトの使いやすさには定評があり、ゴメスのオンライン証券ランキングにおける「サイトの使いやすさ」での1位獲得も、それを裏付けています。株式以外にも、投資信託、FX、中国株、米国株、先物オプションなど、品揃えも豊富で、幅広い資金運用が可能となっており、携帯からの取引手数料は108円〜と業界最低水準を誇ります。 | ||||
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楽天証券 | ||||
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業界最強トレーディングツールといわれる「マーケットスピード」は、デイトレーダーにとっての最大の魅力となっており、初心者からアクティブトレーダーまでの取引を強力にサポートします。また、取引やキャンペーンなどで獲得できる楽天証券ポイントは、楽天スーパーポイントに交換可能で、楽天市場での買い物に使用することができます。 | ||||
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山三オンライン証券 | ||||
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岡三オンライン証券の最大の売りは、業界最低水準の手数料体系となっています。株式投資で利益を上げていく上で、手数料の安さは大きな魅力となっており、その他、取り扱い商品の品揃え、投資に関する独自情報の提供や高機能トレーディングツールなど、全体的に、投資環境の整備やサービスも充実しています。 | ||||
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口座開設は無料ですので、あまり深く考え込まず、早いうちに、どこか自分に合った証券会社に口座開設してしまいましょう。ここで足踏みしていては、いつまでたっても株式投資がスタートできません。
アンケートの中で、証券会社のサービスは、それぞれ一長一短あるので、基本的にどこの証券会社でも良いという回答もありました。思い悩んで貴重な時間を費やすより、まずは口座開設してみることをお勧めします。
また、回答者の中には、証券会社のシステムダウン等で取引ができないリスクを回避するため、複数の証券会社に口座開設をしておいた方が良いという方もいらっしゃいました。そういった意味では、資金に余裕のある方は、最初から、複数の証券会社に口座開設し、情報サービスや画面の見やすさや操作性を実際に使って試してみるのも一つの手です。有料のトレーディングツールも、試用期間中は無料というところも多いので、実際に使って、その使いやすさや機能を体感してみましょう。