株式投資

株式用語解説 50音順 【 あ行 】 → 【 あ 】

株式用語を初心者でも分かるように徹底解説しています。

 

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アーニングサプライズ アーニングサプライズとは、
企業からの新商品、新技術や業務提携の発表など、予期しない情報により株価が大きく変動することをいう。市場で知られていなかった情報の場合には、特に株価の変動は大きくなる。このような情報のことを「アーニングサプライズ」と言い、株価が上がる情報は「ポジティブサプライズ」、下がる情報は「ネガティブサプライズ」と言う。
アービトラージ アービトラージとは、
裁定取引のこと。市場のゆがみを利用し、同じ価値の商品の価格差を利用して利鞘を稼ぐ手法。
アービトラージャ アービトラージャとは、
アービトラージ(裁定取引)を行う投資家のこと。
IR活動 IR活動とは、
Investor Relations活動の略。投資家に経営方針、経営成績、財務状況などの企業情報を正確に伝えることにより、株式での評価を高め資金調達など財務活動を円滑にする活動。
相対売買 相対売買とは、
証券取引所を通さずに、売買する当事者間で数量・価格・決済方法を決めて行う取引方法。JASDAQのマーケットメイク銘柄の取引がこれに当たる。類義語として仕切売買、対義語として委託売買がある。
IPO IPOとは、
Initial Public Offeringの略で、株式の新規公開のことをいう。大株主などが持つ既存株式を市場に放出する「売出」と、新規に株式を発行して資金調達する「公募」の2種類がある。
アウトパフォーム アウトパフォームとは、
ある一定期間内にその株が、TOPIX・日経平均などのベンチマークとする株価指数を上回ることを言う。アナリストが投資判断する時の相対的な評価として使用される。対義語として、アンダーパフォームがある。
青色申告 青色申告とは、
所定の帳簿、書類や領収書などを作成し備えている納税者に対しての、 各種の特典が設けられた申告納税制度のことをいう。特典とは、青色事業専従者給与、青色申告特別控除、純損失の繰り越しや各種引当金の計上などが認められているなどのこと。
青天井 青天井とは、
相場の上げ基調が続き、どこまでも上がりそうな状態をいう。天井が青空であるように、遮るものが無く、どこまでも突き抜けるような状態からきている。
赤字国債 赤字国債とは、
国が赤字補填のために発行する国債のことをいう。税収が不足している時に、歳入不足を補足するために発行される。発行するためには特別立法が必要とされる。
悪材料 悪材料とは、
相場の下落要因となる出来事、事情、予測などをいう。市場全体に波及する悪材料としては、災害やテロなど、また個別銘柄の悪材料としては、業績の大幅下方修正・社長逮捕などがある。対義語は、好材料。
アクティブ運用 アクティブ運用とは、
ファンドマネージャーが自己の相場勘で市場平均を上回ることを目指し、積極的に運用するスタイルをいう。対義語として、パッシブ運用がある。
アク抜け アク抜けとは、
株価の下落原因の悪材料が出尽くして一段落することをいう。傾向としては、アク抜け後の相場は、比較的穏やかに回復に向かうのが一般的。
悪目買い 悪目買いとは、
一般に相場が下がっている状況で、売り人気であるにもかかわらず買うこと。
上げ足 上げ足とは、
相場が堅調に上昇している状態のことをいう。
上げ相場 上げ相場とは、
相場が比較的長期にわたって上げていっている様子を指す。同義語として、上げトレンド、上昇トレンドなどが使われる。
上げトレンド 上げトレンドとは、
上げ相場、上昇トレンドと同じ意味で使われ、相場が比較的長期にわたって上げていっている様子を指す。
アセット・アロケーション アセット・アロケーションとは、
リスクを回避しながら安定したリターンを得るために、複数資産または複数市場に分散投資をすること。具体的には、複数の資産、市場に、どのような割合で運用するかの資産配分の金額比率を指す。
足とは、
ローソク足に代表されるチャートの書き方の総称。四本値を1つの図形に表すチャートでは、その個々の図形も足と呼ぶが、止め足、星足のように 四本値が1つの図形に対応しないものも足と呼ばれる。
足どり 足どりとは、
マーケット全般で使われる用語で、過去の相場の動きを指す。チャートに用いられ、相場を予測する際の参考となる。足どりには、上げ足、下げ足、保ち合いの3つがある。
足長同事 足長同事とは、
寄引同事線で、上影、下影ともに長いものをいう。買い方と売り方が激しくせめぎあって、今にも均衡が破れそうな状態。
頭打ち 頭打ちとは、
上昇基調で堅調だった相場の勢いが弱まり、伸び悩んできた状態のことをいう。頭打ちには2種類 があり、1つは、相場が大天井に達した状態で、その場合、それ以上の上昇は期待できない。もう1つは、上昇途上でもちあいに入った状態で、新たに買い材料が出てば、さらに上昇することもある。
当たり屋 当たり屋とは、
相場で利益を上げ続けている人のことをいう。「当たり屋につけ」という格言があるが、これは、ついている人には逆らうなという意味。その一方で、「当たり屋と言われたところから曲がり角」ともいわれ、当たり屋でも、ずっと勝ち続けることは難しいことも示唆される。
あて首足 あて首足とは、
あて首線と同じ意味で、大陰線が出た後、下に放れて寄りついたのち、上げたけれども前日の終値まで届かなかった状態。
あて首線 あて首線とは、
あて首線は、二本足のうちの1つで、大陰線が出た後、下に放れて寄りついたのち、上げたけれども前日の終値まで届かなかった状態。放れて寄りついたことで株価が割安となり、買い勢力が入ったけれども戻しきれていないという状態で、単に割安ゆえに一時的に買われただけの可能性もあるが、この後にさらに続伸すれば上げ転換も考えられる。前日の終値を超えて上げた場合は入り首線という。
穴とは、
窓のことを指す。窓とは、星が現れたとき、前の足との間にできる空間のこと。窓が現れることを、窓が開くというが、窓のことを穴、空(くう)ともいう。
アナリスト アナリストとは、
分析者の意味だが、証券用語におけるアナリストは、会社の財務内容や収益力を調査・分析し、投資価値を判断する専門家のことを言う。
アノマリー アノマリーとは、
はっきりとした理論的根拠は無いが、株式市場を含む金融市場では、よく当たるとされる事態のことをいう。以前から「日本株は、4月に上昇しやすいという4月効果」、「アメリカ株は、10月に安値を付けやすいので、10月に株を買うと、儲けやすいという10月効果」などが有名。
甘い 甘いとは、
マーケット全般で使われる用語で、相場が下落している状態のときに使われる。市場価格が多少なりとも安い状態を指す。
アメリカ株 アメリカ株とは、
ナスダック市場やニューヨーク市場に上場するアメリカの株のことをいう。インテル、シティコープ、マイクロソフトなど、日本でもなじみのある企業の株が多く、オンライン証券などが、アメリカ株売買の取次ぎの手数料を安く行うようになり、取引はより身近なものになってきた。
アメリカンオプション アメリカンオプションとは、
オプション取引において、権利行使最終日を含んだ行使期間中いつでも権利行使できるオプションのこと。
あや あやとは、
明確な理由はなく、相場が一時的に上下する様子。
あやおし あやおしとは、
上昇傾向にある相場が、明確な理由なく一時的に少し下がること。
あや戻し あや戻しとは、
下落傾向にある相場が、明確な理由なく一時的に少し上がること。
アレンジャー アレンジャーとは、
社債の発行やシンジケートローンのとりまとめを行う主幹事となる金融機関のことをいう。アレンジャーとなる金融機関は、シンジケート団の組成、融資条件の設定や契約書の作成などを行う。
アンダーウェイト アンダーウェイトとは、
資産分配を決める際、任意の投資対象に、基準となる資産分配比率よりも少なく分配することをいう。
アンダーライティング アンダーライティングとは、
引受け業務と同じ意味で、増資などの際に新しく発行される株式や債券、転換社債などを、証券会社が一部またはすべて買い取り、一般投資家に販売する業務のことをいう。
安定株主 安定株主とは、
株価の変動や、企業業績などの短期的な動きに左右されずに、長期的にその企業の株式を持ち続ける株主のことをいう。一般的に安定株主とは、その企業のメインバンク(金融機関)や取引先企業などの法人株主のことを指す。企業にとって経営の安定化は最重要項目であり、安定株主は、その条件の一つとなっている。
安定操作 安定操作とは、
有価証券の相場を安定させる目的で、有価証券市場における一連の売買取引を行い、またはその委託もしくは受託をすること。人為的に有価証券市場における相場を形成することになり、相場操縦行為として投資家保護に反することになる。その為、金融商品取引法は有価証券の募集または売出しにより大量の証券が一時に市場に放出される際に、一定の要件に従ってのみ適法になしうることとしている。
安定配当 安定配当とは、
企業が、株主に支払う1株あたりの配当金、または配当性向を毎期一定額に維持すること。日本の場合は配当金を、欧米の場合は配当性向が重視される傾向にある。
アンビシャス アンビシャスとは、
これからの成長が期待できるベンチャー企業などに新たな資金調達をすることを目的として、札幌証券取引所に、平成12年4月に創設された新市場のことをいう。