株式用語解説 50音順 【 は行 】 → 【 へ 】
株式用語を初心者でも分かるように徹底解説しています。
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ベア | ベアとは、 弱気のことを意味する。ウォール街では弱気のことをベア(Bear:熊)といい、強気のことをブル(Bull雄牛)という。熊は攻撃するとき腕を上から下に振り下ろすため、下降を連想させ、牛は角で下から上に突き上げるため、上昇を連想させることからきている。 |
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ベアマーケット | ベアマーケットとは、 相場が下落し続けている市場をさす。 |
ベアハッグ | ベアハッグとは、 羽交い絞めを意味し、買収条件を掲示したが、相手側がそれに応じないとき、TOBをすることを示唆し相手を脅すことをいう。 |
ペイオフ | ペイオフとは、 金融機関が破綻した場合、預金保険機構によって、1金融機関につき預金者一人あたり元金1,000万円までは、その元金および利息が保証され、それを超える元金および利息分は保証されないことをいう。2005年4月1日以降は、当座預金などの無利息・要求払い・決済サービスの3条件を満たす預金以外全額保護される預金はなくなった。ペイオフ解禁に伴い、預金者は、自己責任で金融機関を選ぶ時代になったといえる。 |
ペイオフ解禁 | ペイオフ解禁とは、 ペイオフが適用されるようになったことを意味する。ペイオフ解禁前は、預金している金融機関が破綻しても、政府が預金を全額保証してくれていたが、ペイオフ解禁に伴い、1金融機関につき預金者一人あたり元金1,000万円を上限として、元金および利息の保証はされなくなった。 |
平均株価 | 平均株価とは、 一般的に、日経平均株価のことを指す。 |
平均購入価格 | 平均購入価格とは、 特定銘柄の有価証券を購入したときの平均価格。ナンピン買いやドルコスト平均法などにより引き下げることができる。 |
平均直利 | 平均直利とは、 市場全体における債券の投資元本に対して年間に付く利息の比率を平均した比率のことをいう。 |
平成景気 | 平成景気とは、 1990年代初めのバブル景気、そこから一転してバブルの崩壊し、長い景気低迷へと変動した1990年代の日本経済を表す。 |
ベーシス | ベーシスとは、 先物価格と、その基本となる原資産の現物価格との差のこと。現物価格から期日の近い先物価格を引いた値で表される。 |
ベーシスポイント | ベーシスポイントとは、 1%の100分の1の単位で、1ベーシスポイントは0.01%となる。例えば、15ベーシスポイント(bp)の利上げというように使われる。 |
ベージュブック | ベージュブックとは、 米国の地区連銀経済報告書の通称で、リポートの表紙がベージュ色なのでベージュブックと呼ばれる。年8回開催されるFOMCの2週間前に公表され、FOMCでどのような議論がされるのかの先読み材料となる。 |
ベータ | ベータ(β)とは、 個別株価と市場の連動性を指す。個別銘柄の株価は、株式市場全体の動向に関連が深く、それぞれ個々に動いているように見えても、市場に連動している。市場が上向きであれば、個別株も上向き、市場が下向きであれば、個別株も下向く場合が多い。 |
ベータ値 | ベータ(β)値とは、 日経平均などの指数と個別株の動きの相関関係を表す指数のこと。β=個別銘柄のリターン÷マーケットのリターンで表され、ベータ値1は市場と完全に連動している銘柄、ベータ値が1を超えると市場と同じ方向に大きく動く銘柄、ベーター値が1を下回ると、市場の動きにあまり影響されない銘柄、ベータ値がマイナスの場合は、市場と逆の方向に動く銘柄ということになる。 |
ペーパーレス化 | ペーパーレス化とは、 株券不発行制度のことをいう。 |
ペッグ制 | ペッグ制とは、 アメリカドルなど特定の通貨と、自国の通貨との為替レートを一定に保つ制度のことをいう。貿易規模が小さい国などが、貿易を円滑に行うなどの理由から、自国の通貨を、貿易で結びつきの強い国の通貨と連動させる。特定の通貨との為替レートは一定に保たれるが、その他の通貨との為替レートは変動する。 |
ヘッジ | ヘッジとは、 保険つなぎのことをいう。特定の株の配当や増資の権利取りのため、名義書換等で売りに出せない場合、その株の権利落ちなどで株価が下がるとき、保険つなぎとして信用取引で空売りしておくことなどをいう。 |
ヘッジファンド | ヘッジファンドとは、 特定の顧客から巨額の資金を募り、投機性の高い取引を行うファンドのこと。先物、オプションなど派生商品などで、レバレッジ効果を駆使して極めて高い運用効果を狙うのが特徴。 |
ヘッジャー | ヘッジャーとは、 リスク回避ポジションを保有する投資家のことをいう。 |
ヘッドアンドショルダー | ヘッドアンドショルダーとは、 典型的な天井を表すチャートの形状の一つで、人間の頭と肩のような形からこう呼ばれる。3つの天井(トップ)を作り、中央のヘッドと呼ばれるものが両側のショルダーよりも高いものをいう。 |
ベトナム株 | ベトナム株とは、 ベトナムの証券取引所に上場している株のこと。ベトナムの株式市場としては、2005年に開設されたハノイ証券取引所(HASTC)がある。日本の証券会社を通してベトナム株を売買することもできるようになってきている。 |
ベトナム市場 | ベトナム市場とは、 ハノイ証券取引所(HASTC)などのベトナムの株式市場のこと。 |
ベトナム投資 | ベトナム投資とは、 ベトナムの金融商品に投資することをいう。ベトナム市場は比較的歴史の浅い株式市場だが、急激な成長を遂げる可能性もあり注目されている。日本からも、日本の証券会社を通じてベトナム投資ができるようになってた。 |
ベトナム投資信託 | ベトナム投資信託とは、 ベトナム株で資金を運用する投資信託のこと。ベトナム株も日本の証券会社を通じて取引が可能になってきており、日本の証券会社の中には、ベトナム株の投資信託の販売を開始しているところもあり、ベトナムファンドとも呼ばれる。 |
ベトナムファンド | ベトナムファンドとは、 ベトナム株で資金を運用する投資信託のこと。 |
ヘラクレス | ヘラクレスとは、 今後の成長性が期待できる新興企業などに新たな資金調達をすることを目的として、大阪証券取引所が運営する市場のこと。平成14年12月、ナスダックジャパンが、大阪証券取引所とアメリカナスダックの業務提携の解消に伴い創設した。 |
弁済 | 弁済とは、 信用取引で新しく買い建てた株や、売り建てた株の決済をすることをいう。弁済方法には、差金決済と現物決済の二種類がある。 |
ベンチマーク | ベンチマークとは、 運用成績を判断する上で基準とされる市場全体の動きを示す指標のことをいう。具体的には、東証株価指数(TOPIX)、日経平均株価、MSCIなどがベンチマークとして使われる。 |
ベンチャー | ベンチャーとは、 冒険を意味する言葉が転じて、新技術や高度な知識を軸に、大企業では実施しにくい創造的・革新的な経営を展開する中小企業を指す。 |
ベンチャー企業 | ベンチャー企業とは、 新しい市場や新しいビジネスモデルで独自の技術や製品で急成長していく企業のこと。通常、この呼び名は創業間もない企業に対して用いられ、老舗企業や大企業には使われない。情報化社会の急速な進展で、情報通信に関連した分野では、周辺機器・ソフトウェアの開発・情報提供サービスなど、数多くのベンチャー企業を輩出している。 |
ベンチャーキャピタル |
ベンチャーキャピタルとは、 将来性や技術力はあるものの、資金や実績のない会社は、一般の銀行ではリスクが高すぎて融資がなかなか通らない会社に株式取得などを通じて融資する企業のことをいう。またはそのような企業の資本そのものをさす。ベンチャーキャピタルは、投資した企業の何社かが順調に育ち、株式公開すれば、投資した資金を回収した以上に大きなキャピタルゲインを得ることができる。 |
ベンチャービジネス | ベンチャービジネスとは、 それまでに無かった新しいサービス、ビジネスを新興企業が展開することをいう。新しいことにチャレンジしている、もしくは最新の高度な知識や技術を用いているというイメージを持つ。 |
変動金利 | 変動金利とは、 金融機関に預けたお金の金利が、預け入れから満期までの間に、金利情勢によって変動する金利のことをいう。 |
変動費 | 変動費とは、 企業活動において、原材料費、外注加工費、販売手数料などの売上高に比例して増えていく費用のことをいう。 |
変動利付債 | 変動利付債とは、 市場の動向により利率が変わる債券のことをいう。その時々の経済、景気情勢によって変わるため、償還期日までの金利は、前もって定めず、利払い日前の金利水準を基準に、支払う利率が決められる。 |