株式用語解説 50音順 【 は行 】 → 【 ひ 】
株式用語を初心者でも分かるように徹底解説しています。
50音順 【 は行 】 → 【 ひ 】
【 ひ 】 |
日足 | 日足とは、 1日の四本値を使って書かれた足のこと。四本値は、ある期間の株価を表すが、その期間のとり方で、日足、週足、月足、年足などがある。 |
---|---|
冷え込む | 冷え込むとは、 景気が低迷すること。または、消費者の購買意欲が落ちこむことをいう。 |
PKO | PKOとは、 Price Keeping Operationの略で、株価維持策のことをいう。政府が公的年金などを使い、株式相場の下落を食い止める取り組みのことをいう。逆に、PLOは、Price Lifting Operationの略で、相場を高く引き上げる取り組みのことをいう。 |
日柄 | 日柄とは、 相場における時間の経過をいう。 |
引受会社 | 引受会社とは、 有価証券が発行される際に、その一部または全てを引き受け、一般投資家に販売する会社のことをいう。発行会社の代わりに、引受会社が販売することで、不特定多数の投資家への募集が可能になり、多くの資金を集めることができる。証券の引受は証券会社のみに認められているが、国債、地方債、政府保証債の引受については、銀行等も行うことができる。 |
引受業務 | 引受業務とは、 金融証券取引法で認められている業務の1つで、増資などの際に、新しく発行される株式や債券、転換社債などを、 証券会社が一部または全て買い取り、一般投資家に販売する業務のことをいう。 |
引受シンジケート団 | 引受シンジケート団とは、 新たに発行される有価証券を引き受けるための、関係業者の団体のことで、「引受シ団」あるいは「シ団」とも呼ばれる。引受シンジケート団は、発行有価証券毎にメンバーが異なり、募集・売出しに際して販売力を強めることと、売れ残りが出る危険を分散させることを目的に組まれる。 |
引受メンバー | 引受メンバーとは、 引受シンジケート団に入っている会社のことをいう。 |
引け | 引けとは、 売買立会いが終了すること、または、立会時間中についた最後 の値段のことをいう。引けには、1日の内に、前場の前引けと、後場の大引けの2回ある。 |
引成注文 | 引成注文とは、 前場、後場の最後につける値段で、成行きで売買することをいう。 |
引けピン | 引けピンとは、 大引けにかけて相場が跳ね上がり、その日の高値圏で終わることをいう。 |
ひげ | ひげとは、 ローソク足(実体)の上下に飛び出ている細い線のことをいう。一般的に、長い上ヒゲは上値の重さ、長い下ヒゲは下値の堅さを暗示する。 |
非時系列チャート | 非時系列チャートとは、 事前に決めた基準以上に株価が変動した時に、右側にチャートを伸ばしていくもののことをいう。代表的な非時系列チャートに、「かぎ足」、「新値足」などがある。 |
ヒストリカル・ボラティリティー | ヒストリカル・ボラティリティーとは、 過去の価格変動の度合いを示す数値のことをいう。 |
ビッド | ビッドとは、 売買注文を出す時の、買い手側の希望価格のことで、買いの呼び値のことをいう。 |
筆頭株主 | 筆頭株主とは、 その株式会社の株式を一番たくさん持っている人や組織、団体のことをいう。その株式会社に対して、最も大きな影響力を持っている。 |
一口注文 | 一口注文とは、 一定の条件を満たすとき、複数回行った株式等の売買委託手数料が、1つの注文として計算されることをいう。その条件は以下の通り。 (1) 同一口座 (2) 同一銘柄(先物取引で限月が異なるもの、オプション取引で限月が異なるもの・権利行使価格が異なるものは、別口注文とみなす。) (3) 売付注文同士又は買付注文同士(信用取引の新規分と弁済分、あるいは先物取引で新規の売付けと転売、または新規の買付けと買い戻しとでは別口注文になる。) (4) 取引種類が同一(現金取引と信用取引、あるいは国債の大口売買取引と小口売買取引とでは取引の種類が異なるために別口注文になる。) (5) 約定成立が同一日(発注日・発注時刻が異っても、同一日に成立した場合は合算される) (6) 同一発注方法 |
日計り | 日計りとは、 1日のうちに同一銘柄を売買して、値ザヤを稼ぐ回転の早い売買方法。デイトレードともいう。 |
日計り商い | 日計り商いとは、 デイトレードのこと。同一の取引者が、同一銘柄を、同日中に売買して決済することをいう。 |
日々公表銘柄 | 日々公表銘柄とは、 信用取引において、過熱ぎみの銘柄の信用残高を日々公表することをいう。過度な取引が行われることを防ぐため、またそのことを投資家に知せるために、証券取引所が一定の基準に達した銘柄について公表する。鎮静化すれば指定は解除されるが、鎮静化しない場合には、空売り禁止、増し担保規制などの規制が厳しくなる。 |
BPS | BPSとは、 Book-value Per Shareの略で、1株当たりの純資産を表す。純資産の総額を発行済株式数で割って算出する。 |
日歩 | 日歩とは、 利率の表示方法の一つ。元金に対して、1日あたりの利息額のことをいう。 |
評価益 | 評価益とは、 保有している有価証券の時価が、購入価格より高くなった場合の、時価と取得価格の差額のことをいう。 |
評価損 | 評価損とは、 保有している有価証券が、購入価格より安くなった場合の、時価と取得価格の差額のことをいう。 |
評価損益 | 評価損益とは、 保有している有価証券が、その時の市場価格における損益のことをいう。 |
平幹事会社 | 平幹事会社とは、 幹事会社のうち、主幹事会社でも副幹事会社でも無い会社のことをいう。 |
ピラミッティング | ピラミッティングとは、 持ち株の評価益を使い、株を更に買い増していくことをいう。増し玉をする時に、逆三角形状に購入株数を増やしてしてしまうと、利益は最初に買った僅かな株によって支えられている状態になり、非常に不安定で相場が逆に動くとすぐに利益が飛んでしまうが、三角形状に買い増すと、多少逆に動いても利益を飛ばすことはない。 |
比例配分 | 比例配分とは、 買い注文、売り注文のどちらか一方に大きく偏っているときに行う注文処理方法のことをいう。通常、大引けは板寄せ方式で注文を処理し、成行き注文は全て約定させるが、上下の制限値幅一杯に、売り注文または買い注文が大量に偏ったまま大引けになると、たとえ成行き注文でも全てを約定させることは物理的に不可能になる。このとき、取引所は各証券会社からの発注数量に比例して株を配分することになるが、これを比例配分という。割り当てを貰った証券会社は、そこから社内ルールに則り顧客に分配する。 |