株式用語解説 50音順 【 さ行 】 → 【 せ 】
株式用語を初心者でも分かるように徹底解説しています。
50音順 【 さ行 】 → 【 せ 】
【 せ 】 |
税金 | 税金とは、 国や地方公共団体が活動を行うための費用を、国民が負担するもの。税金には、さまざまな種別があるが、それぞれ法律によって定められるが、大別すると、国に納める国税と地方公共団体に納める地方税に分けられる。 |
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税効果会計 | 税効果会計とは、 多く払いすぎている税金が、将来戻ってくる資産としてあらかじめ、自己資本に組み入れる制度のこと。例として、銀行が不良債権処理のために有税で積んでいる「引当金」などが挙げられる。引当金に掛る税金は、融資先企業が倒産すると、その時点で損失が確定され戻ってくる。 |
税効果資本 | 税効果資本とは、 税効果会計で自己資本に組み入れる税金相当額のことをいう。税効果会計では、将来戻ってくる税金を資産と見込んで計算しているため、税効果資本の割合が少ない方が、企業の健全性は高いといえる。 |
清算分配金 | 清算分配金とは、 株式会社が清算を行う際に、会社の残余財産の売却から発生したお金で、株式持分に応じて株主に支払われる。 |
生産財 | 生産財とは、 原材料、部品、燃料、工具など、生産を行うために必要なもののことをいう。v |
政治銘柄 | 政治銘柄とは、 政治家が政治資金を作るために行っているといわれる仕手系銘柄のこと。 |
成長株 | 成長株とは、 「グロース株」ともいわれ、企業業績及び株価が変動しつつも、持続的に成長していく株のことをいう。 |
税引利益 | 税引利益とは、 経常利益から特別損益(固定資産や投資有価証券の取引など、会社の業務内容とは関係ない部分で発生した損益)と、法人税といった税金などを差し引いて残った利益のことをいう。 |
政府短期証券 | 政府短期証券とは、 国の様々な特別会計や一般会計など、一時的な資金不足を満たすために発行される期間60日の割引債券のことをいう。 |
整理ポスト | 整理ポストとは、 上場廃止が決定した株式を取引する場のこと。3ヶ月間売買が認められているが、売っても超安値での取引となる。 |
セーフティネット | セーフティネットとは、 平成14年4月より実施された「ペイオフ」において、預金を含め、証券会社、銀行や保険会社等に預けている資産について、それらの金融機関が破たんした場合に保護される仕組みのこと。金融商品ごとに、保護される仕組みは異なる。 |
世界三大証券取引所 | 世界三大証券取引所とは、 東京証券取引所、ニューヨーク証券取引所、ロンドン証券取引所のこと。 |
世銀 | 世銀とは、 国際開発金融機関の一つで、国際復興開発銀行に国際開発協会(IDA)等を加えた世界銀行グループの総称。国際開発金融機関の中で最も規模が大きく、発展途上国の政府や民間企業に対して融資などを行い、途上国が発展するための支援をすることを目的とした公的な国際金融機関。 |
セクターアナリスト | セクターアナリストとは、 株式公開企業の現状を調査・分析し、その評価や株価の予測を専門に行う証券分析者のことをいう。通常、1人のアナリストが1つの業種(セクター)と、そこに属するいくつかの企業を担当する。 |
セクターローテーション | セクターローテーションとは、 景気の動向を把握した上で、景気の局面変化ごとに有望な業種別銘柄群に投資対象を切り替えていく投資戦略のことをいう。景気の波を、谷底に達した時を出発点にして、「拡大期」→「成熟期」→「後退期」→「停滞期」とすると、それぞれの局面で高い投資成果を達成する産業群には、一定のパターンが見られる。 |
絶対期日 | 絶対期日とは、 融資資金を証券会社に対して返済しなくてはならない最終日のことをいう。信用取引は、証券会社から融資を受けて、その融資資金を使って株式の取引を行うが、融資を受けた資金は最長6ヶ月間で返済しなくてはならない。 |
節分天井・彼岸底 | 節分天井・彼岸底とは、 年始から節分ごろまでは新春相場で、相場が高く、彼岸ごろになると決算の見直しや企業の資金手当ての処分売りなどで底値になるという経験則。 |
セットアップ | セットアップとは、 システムトレードで仕掛ける前に決めたルールや基準のことをいう。 |
セデル | セデルとは、 Centrale de Livraison de Valeurs Mobilieresの略称で、欧州市場における債券の受渡し・決済の集中管理、国際的な株式の決済業務等をおこなうために設立された証券決済機関。 |
セリング | セリングとは、 証券会社が行う「募集」「売出し」の取扱い業務のことをいう。新たに発行されている株式、債券、CBなどを、広く投資家に買ってもらうよう営業する業務で、募集の取扱い業務を「募集」、売出しの取扱い業務を「売出し」という。 |
セリングクライマックス | セリングクライマックスとは、 下落傾向を続けていた相場の最終局面でみられる投げ売りのことをいう。含み損に耐えられなくなってきた投資家たちが、何かの材料または株の更なる下落をきっかけに始まる出来高を伴った暴落のことをいう。通常、セリングクライマックスが起きると売りが出尽くした状態となり、相場が反転するきっかけとなる。 |
ゼロ金利 | ゼロ金利とは、 短期金融市場の金利が政策的にゼロ、またはそれに近い低金利にされることをいう。1999年3月に日銀は、短期金融市場の無担保コール翌日物金利を史上最低の0.15%に引き下げ、この時の日銀総裁、速水氏が、「翌日物金利はゼロでもよい。」と発言したため、ゼロ金利政策と呼ばれるようになった。長期金利の上昇や金融制度の不安による物価下落と景気後退の悪循環を防ぐことが目的で実施された。 |
潜在株式 | 潜在株式とは、 既発行の転換社債やワラント債の新株引受権などが行使された場合、株式になる可能性のあるものを言う。潜在株式が顕在化すれば1株利益の希薄化を招いたり、会社側は配当負担が増えたり、株式の安定化比率が低下するため、投資家のみならず企業にとっても重要な問題である。 |
潜在株式比率 | 潜在株式比率とは、 転換社債やワラントのようなやがて株式になる可能性を秘めているもののことを「潜在株式」というが、この潜在株式数を発行済株式数で割り、パーセント表示したもののことをいう。潜在株式比率は、転換社債の転換価格と転換率、ワラントの行使価格と行使率とも相互作用がある。株価が上昇して、転換価格や行使価格を上回れば、当然転換率や行使率も高まることになり、株式の供給量が増え、株価下落の恐れが出てくる。 |
潜在成長率 | 潜在成長率とは、 景気の影響を取り除いた成長率のことで、資本ストック、労働力人口、生産性の3要素を元に計算される。潜在成長率は、中長期で見た経済の真の実力といえる。日本の潜在成長率は現在1%前後まで低下している。 |
前日比 | 前日比とは、 前日の終値とその日の終値の差のこと。 |
センチメント | センチメント(Sentiment)とは、 感情という意味だが、株式市場では、市場参加者の心理状態をさす。 |
セントレックス | セントレックスとは、 名古屋証券取引所にある新興企業向けの株式市場のこと。 |
前場 | 前場とは、 証券取引所の取引時間帯のことで、午前中の取引、午前9時から11時までの取引のことをいう。また、後場は午後1時から3時までとなっている。 |
前引け | 前引けとは、 前場の終わり、もしくは終値のことをいう。 |
全面高 | 全面高とは、 上場されているほぼ全ての銘柄が値上がりすることをいう。 |
全面安 | 全面安とは、 上場されているほぼ全ての銘柄が値下がりすることをいう。 |