株式用語解説 50音順 【 さ行 】 → 【 そ 】
株式用語を初心者でも分かるように徹底解説しています。
50音順 【 さ行 】 → 【 そ 】
【 そ 】 |
増益 | 増益とは、 前の決算期に比べ利益が増えることをいう。 |
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増益率 | 増益率とは、 決算書の数値などを基に、経営を量的に分析する財務諸表分析の一つで、経常利益についての前期に対する当期の伸び率を示す。 |
増額修正 | 増額修正とは、 個々の上場会社の業績見通しにおける変動を、増額する形で修正することをいい、上方修正ともいう。 |
相関係数 | 相関係数とは、 2銘柄間の株価変動の関係を表す数値。2つの銘柄の相関係数は、相関係数が、1に近いほど株価変動が同じように起こる傾向が強く、0に近いほど株価の動きに関連性がないと考えらる。また、-1に近い時、1つの銘柄の株価変動幅が大きくなると、もう1つの銘柄の株価変動幅は小さくなる傾向が強いと考えられる。 |
早期償還 | 早期償還とは、 期中償還とも呼ばれ、債券の全部または一部が、償還日前に償還されることをいう。発行者の償還負担を平準化するために行われ、買入消却、または抽選の方法があり、早期償還された場合、買付時の最終利回りが確保できなくなる可能性がある。 |
総合課税 | 総合課税とは、 あらゆる所得を加算して、その合計額に対して課税する方法。個人の所得は、その発生形態により、給与所得など10種類に分類することができるるが、これらの所得の合計をもとに税金は計算される。所得税を算出する際は、所得が大きくなるほど、税率が高くなる累進課税が適用されており、税率を掛ける前に、所得控除を差し引くことができる。 |
総合証券会社 | 総合証券会社とは、 金融商品取引法で認められている4業務(自己売買業務、委託売買業務、引受け業務、募集・売り出し業務)全てを行うことができ、かつ資本金100億円以上の証券会社のことをいう。 |
総合取引参加者 | 総合取引参加者とは、 株式会社化した証券取引所において、有価証券の売買を行うための取引資格を持った証券会社のことをいう。 |
増資 | 増資とは、 資本金を増やすことをいう。増資には、払込金を取って行う有償増資、払込金の必要のない無償増資(株式分割)、株価の時価で発行する時価発行増資や公募増資、第三者割当て増資などがある。 |
総資本 | 総資本とは、 全ての資本の合計のこと。資本には自己資本と他人資本があるが、この2つを合計したもの。 |
草食投資家 | 草食投資家とは、 草食男子をもじった造語で、リスクの高い個別銘柄への投資を避け、ETFを含むインデックス投信などを毎月少額でコツコツ買う投資家のことをいう。 |
相場 | 相場とは、 マーケットにおいて売買された株式や債券などの取引価格のことをいう。 |
相場師 | 相場師とは、 株式や債券などの相場を読み、自ら売買することで利益を上げたり、その情報を他の人に提供することにより生計を立てている人のこと。 |
相場操縦 | 相場操縦とは、 自然需給とは異なる形で相場を人為的に変動させ、自己の利益を図ろうとする行為のことをいう。具体的には、売買する気のない大量注文(見せ板)を頻繁に発注・取消を繰り返し、あたかも取引が活発であると見せかるような行為のこと。証券取引法159条で禁止されているが、通常取引との見極めが難しく、取締は困難である。 |
相場波動論 | 相場波動論とは、 相場の上がり下がりの繰り返しに、何らかの法則があるという考え方のこと。波動は相場の上下のうねりのことを表し、その波の組み合わせを研究する相場分析手法ともいえる。エリオットの波動論や三段高下の法則などが有名。 |
続伸 | 続伸とは、 前日に引き続いて相場が上がることをいう。 |
続落 | 続落とは、 前日に引き続いて相場が下がることをいう。 |
底 | 底とは、 株式相場が下落して、これ以上は下がらないだろうと思われる安値水準となっていることをいう。 |
底入れ | 底入れとは、 相場が下がるだけ下がり、下がりきった事が確認されて、相場が下げ止まったことをいう。 |
底堅い | 底堅いとは、 株式の市場用語で、相場が下がりそうで下がらない状況をさす。 |
底値 | 底値とは、 株価が下がって、これ以上下がらないだろうと思われる値段のこと。 |
底値鍛錬 | 底値鍛錬とは、 下げ止まった株が、やや長い期間横ばい状態となることをいう。安値での横ばい状態が続くと、売り物が出尽くすことになり、次の値上がりの準備期間となるため、底値鍛錬が済んだ株は一般的に強い。 |
ソフトダラー | ソフトダラーとは、 証券会社が運用会社に有価証券の売買執行や売買に関わる情報提供などの付加的サービスを提供する代わりに、その費用を売買委託手数料に含めて支払う取引慣行のことをいう。しかし、近頃では、その取引内容の不透明さなどから規制を強化する動きとなっている。 |
ソブリン格付 | ソブリン格付とは、 政府機関や国などに対し、債務の元利払にかかわる能力評価による格付けのことをいう。この格付は、その国の企業などの格付けなどにも、影響を及ぼす。 |
ソブリン債 | ソブリン債とは、 国債、政府機関債など、中央政府により発行・保証された債券のことをいう。 |
損益計算書 | 損益計算書とは、 財務諸表の一つで、企業の収益と支出の明細を示し、その期間における純利益(赤字の場合は純損失)を算出した計算書のこと。 |
損益通算 | 損益通算とは、 一定期間に行った投資に対し、その利益と損失を合算して損益を算出することをいう。1月1日〜12月31日までの損益を通算し、最終的に、20万円以上の利益が出ると確定申告を行う必要がある。損失の場合は確定申告の義務はないが、確定申告を行うことにより、損失の繰越控除の特例を受けることができる。 |
損切り | 損切りとは、 含み損のある証券に対し、価格を戻してくる期待が持てなくなった場合や、それ以上に損失を拡大させないために、見切りをつけて損失覚悟で手仕舞いすることをいう。ロスカットともいう。 |
損切り注文 | 損切り注文とは、 投資による損失を拡大させないために行う「損切り」のために出す注文のこと。ストップロスオーダーともいう。 |