株式用語解説 50音順 【 さ行 】 → 【 す 】
株式用語を初心者でも分かるように徹底解説しています。
50音順 【 さ行 】 → 【 す 】
【 す 】 |
水準訂正 | 水準訂正とは、 割高や割安と思われている株価などが、適正な水準に近づこうとする動きのことをいう。例えば、ある銘柄の株価が、同業他社と比較して、割安水準にある場合や業績のわりに割安水準にあるとき、適正と思われる水準に向かって推移することをいう。 |
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水準訂正相場 | 水準訂正相場とは、 相場全体の流れから見て、他銘柄より出遅れ感が強い株が買われることなどをいい、業績などに関係なく、相対的に波及して実勢に近い妥当値段になることをいう。 |
スイッチング | スイッチングとは、 ある投資対象から、もっと良いと思われる投資対象に乗り換えることをいう。 |
スイング | スイングとは、 短期売買の一種で、数日から一週間程度の保有時間で値幅を狙う取り引き方法のことをいう。本来、スウィングトレードというが、単にスウィングと呼ばれることが多い。 |
スイングトレード | スイングトレードとは、 明確な定義はないが、2日〜1週間前後で利幅を狙う短期売買のことをいう。 |
スウェットエクイティ | スウェットエクイティとは、 会社設立時、創業者自らの研究で得た新技術や発明などの成果を出資金の代わりに提供し、株式を取得することをいう。研究開発型のベンチャー起業支援制度として、アメリカのシリコンバレーなどで行われている株式発行制度で、自己資金が少ない研究者でも起業することができ、事業が軌道に乗れば、株式公開してほとんどコストのかかっていない株式で大きな利益を手に入れることができる。 |
スキャルピング | スキャルピングとは、 デイトレーダーが短時間の売買で、わずかな利幅を素早く掬い取る投資手法のことをいう。そもそもスキャルプとは、頭皮のことで、スキャルパーとは、頭の皮を剥ぐ人という意味である。それだけ薄い利益をマーケットから、剥ぎ取るように売買するということ。 |
スクリーニング | スクリーニングとは、 投資銘柄選択の際、ある基準を用いて銘柄を絞り込むこと。 |
スシボンド | スシボンドとは、 日本企業が、外貨の保有率を高める方法として、日本の投資家向けに海外で発行する外貨建て外債券のことをいう。 |
スタグフレーション | スタグフレーションとは、 経済活動が停滞している局面でインフレが進行することをいう。 |
ステークホルダー | ステークホルダーとは、 企業の経営活動の存続や発展に対しての利害関係者のこと。消費者、従業員、株主、債権者、仕入先、得意先、地域社会、行政機関など、企業を取り巻くあらゆる利害関係者をさす。 |
ストックオプション | ストックオプションとは、 自社株購入権のこと。あらかじめ決められた期間内に決められた価格(権利行使価格)で自社株を購入できる権利で、株価が権利行使価格を上回った場合に、会社から行使価格で自社株を取得し、株式市場ですぐ売却すれば売却価格と行使価格の差額を値上がり益として得られる。このような株価に連動した報酬制度は、経営陣(会社によっては一般の社員まで導入するところもある。)の報酬を株価と結びつけることで、株主を意識した経営を促進する効果がある。また行使価格は一般に低く抑えられており、株価が低迷していても行使しなければいいので、ストックオプションを与えられた社員にとっては、リスクがなく大きなリターンを期待できる。 |
ストックレンディング | ストックレンディングとは、 貸し手から借り手が、貸借料を支払って株券などを借入れ、前もって決められた期間が経過した後に、借入株券などと、同じ種類、同じ価値の株券などを返還する取引のことをいう。 |
ストップオーダー | ストップオーダーとは、 買いの場合は「指定した株価より高くなったら買い」、売りの場合は「指定した株価より安くなったら売り」という条件付きの成行注文のこと。逆指値注文で使われる。 |
ストップ高、ストップ安 | ストップ高、ストップ安とは、 極端な株価変動を抑制するため、1日の株価変化幅を制限することを値幅制限と呼ぶが、この値幅制限で制限いっぱいまで上がることを「ストップ高」、また、制限いっぱいまで下がることを「ストップ安」という。 |
ストップ注文 | ストップ注文とは、 ストップオーダーのことで、「指定した株価より高くなったら買い」、「指定した株価より安くなったら売り」という条件付きの成行注文のこと。 |
ストップ配分 | ストップ配分とは、 証券取引所の売買成立方法のひとつで、比例配分ともいう。ストップ高またはストップ安で大引をむかえ、売り注文と買い注文のバランスが極端に偏り板寄せでは売買が成立しない場合に用いられる方法。 |
ストップリミットオーダー | ストップリミットオーダーとは、 ストップオーダー同様、逆指値で使用される「指定した株価より高くなったら買い」、「指定した株価より安くなったら売り」という条件付きの指値注文のこと。ストップオーダーと違い、指値注文となるため、指定価格より不利な値段で約定することはないが、 約定されない場合があるため注意が必要。 |
ストップリミット注文 | ストップリミット注文とは、 ストップリミットオーダーのことで、逆指値で使用される条件付き指値注文のこと。 |
ストップロス | ストップロスとは、 個々の投資家が定めた損切りラインのこと。 |
ストップロスオーダー | ストップロスオーダーとは、 あらかじめ損失を限定するために出される逆指値注文のこと。一般的なリスク管理方法の1つで、損切り注文とも呼ばれる。 |
ストップロス注文 | ストップロス注文とは、 ストップロスオーダーのことで、損切りラインで設定する逆指値のこと。 |
ストラテジスト | ストラテジストとは、 投資戦略を設計する「立案者」のこと。 |
ストリートネーム | ストリートネームとは、 実質的な株式の所有者は投資家でも、その株式の名義が証券会社となっていることをいう。アメリカでは一般的に行われていて、その株式は、証券を投資家のために保護預かりする保管機関で管理されているため、株式にかかる諸手続きがスムーズに行われる。 |
ストレステスト | ストレステストとは、 過剰なストレス(圧力)が加わった場合に、対象の商品や組織が耐えられるかどうかを確認するテスト。金融マーケットに不測の事態が生じた場合に備えて、ポートフォリオ(ポジション)の損失の程度や損失の回避策を予めシミュレーションしておくリスク管理手法で、銀行や国家などの検査対象にとって不利な仮定(ストレス)を設定し、その結果として自己資本比率(銀行)や経常収支赤字の対GDP比(国家)などが基準内に収まるかどうかを判断する。 |
スプレッド | スプレッドとは、 2つの証券や通貨の「金利差」もしくは「価格差」のことをいう。また、これを利用した取引をスプレッド取引という。 |
スプレッド取引 | スプレッド取引とは、 2つの証券や通貨の「金利差」もしくは「価格差」を利用して行う取引のことをいう。株式の場合、前もって決まった銘柄間のスプレッド取引は無く、投資家の経験や比較分析で、独自に選んだ複数の銘柄間の価格差を利用して売買を行う。 |
スリッページ | スリッページとは、 成行き注文を出したときの、注文の価格と実際に約定した価格との差のことをいう。 |
スワップ | スワップとは、 スワップ取引のことで、金融派生商品(デリバティブ)の1つで、2者間で前もって合意した数式にしたがって、求められた現金収支(キャッシュフロー)を交換する取引のことをいう。 |
スワップ取引 | スワップ取引とは、 金融派生商品(デリバティブ)の1つで、2者間で前もって合意した数式にしたがって、求められた現金収支(キャッシュフロー)を交換する取引のことをいう。代表的な金融取引は、通貨スワップと金利スワップで、金融機関同士で取引が行われていたが、最近では、個人向け金融商品の中にも取り込まれるようになってきた。 |