株式用語解説 50音順 【 た行 】 → 【 と 】
株式用語を初心者でも分かるように徹底解説しています。
50音順 【 た行 】 → 【 と 】
【 と 】 |
動意 | 動意とは、 ほとんど動きがなかった相場が少しずつ上がり始めたり、下がり始める気配のことをいう。主に相場が上がりだすときに使われる。 |
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動意薄 | 動意薄とは、 動意の期待が薄いという意味で、長期間株価が動かない状態のことをいう。 |
動意づく | 動意づくとは、 ほとんど動きがなかった相場が動き始める状態のことをいう。主に相場が上がりだすときに使われる。 |
投機 | 投機とは、 有価証券や土地などの資産の価格変動に伴って生じる売買差益を得ることを目的とした投資や、価格の変動を予期して行う売買取引のことをいう。 |
東京証券取引所 | 東京証券取引所とは、 国内最大の規模を誇る、東京にある証券取引所。ニューヨーク証券取引所、ロンドン証券取引所と並び、世界三大証券取引所の1つとされており、日本のみならず世界経済においても中心的な位置にあるといえる。略して東証と呼ばれ、正式名称は株式会社東京証券取引所。株式市場として、 上場基準の異なる、市場第一部、市場第二部、新興企業向けのマザーズの3つの市場があり、東証一部は特に上場基準が厳しく、他の市場への上場より厳しい審査に合格した企業といえる。 |
当限 | 当限とは、 期限日に、一番近い限月のことをいう。 |
当座資産 | 当座資産とは、 貸借対照表の借方項目の流動資産の中で、短期間のうちに回収される資産のことをいう。 |
当座比率 | 当座比率とは、 短期の負債に対する企業の支払い能力を見るための指標で、企業経営の健全性を見るために使われる。同じ短期の負債に対する企業の支払い能力をみる指標として流動比率があるが、流動比率は、流動資産を用いて算出される。流動資産には製品、半製品、仕掛品などの棚卸資産が含まれる。流動資産の一部である当座資産は、貸借対照表上、「現金、預金」「受取手形」「売掛金」「(一時所有の)有価証券」を合計した値となるが、場合によっては、この値から貸倒引当金を差し引いた値を用いることもある。一般的に、当座比率は100%以上が望ましいとされる。 |
当座預金 | 当座預金とは、 手形や小切手の決済を行うための口座のことをいう。決済のための口座で、利息はないが、そのかわりペイオフの対象にはならず、金融機関が破綻しても全額保証される。 |
投資 | 投資とは、 利子や配当などのインカムゲインの獲得を目的とし、資金や資本を投下する行為のことをいう。 |
投資アドバイザー | 投資アドバイザーとは、 投資顧問のことで、顧客を相手に、投資について助言し対価を得ている個人や企業のことをいう。 |
投資家 | 投資家とは、 市場で資産運用を行う個人、団体や法人などのことをいう。 個人と法人を区別するために、 個人投資家、機関投資家などというように呼び分ける。 |
投資会社 | 投資会社とは、 投資を事業として行う会社の呼称で、法的に定義されているものではない。因みに、アメリカでは投資会社法という法律があり投資会社は法律で定義されている。日本では、「投資信託及び投資法人に関する法律」(投資法人法)という法律があり、そこでは、投資会社でなく投資法人という言葉が使われる。 |
投資銀行 | 投資銀行とは、 インベストメントバンクとも呼ばれ、企業の株式や債券発行による資金集めや、合併や吸収(M&A)に関するアドバイスを行う金融機関のこと。 銀行という名前だが、一般的な、個人から預金を集めて、集めたお金を企業に貸したり運用して利益を得る形態の銀行とは全く異なり、両者を区別するときは、一般的な銀行のことを「商業銀行」と呼ぶ。 |
投資組合 | 投資組合とは、 投資事業組合のことで、主にベンチャー企業に投資を行うファンドの一種。 |
投資クラブ | 投資クラブとは、 個人投資家が、数人から十数人の集まり、規約などを作成して資金を出し合い、合議の上で投資を進めていく組織のことをいう。共同で投資するために少額から投資ができ、合議で進めていくため、投資の知識がない初心者も、参加しながら投資を学ぶことができる。 |
投資顧問 | 投資顧問とは、 投資に関するアドバイスを業務とする投資アドバイザー。投資顧問の業務には「投資助言業務」と「投資一任業務」があり、「投資助言業務」とは、株式などの有価証券に対する投資について投資家に運用方法をアドバイスをすること、「投資一任業務」とは、顧客から資金を預かって運用を行うことである。投資顧問を業務として行うには投資顧問業法(有価証券に係る投資顧問業の規制等に関する法律)に基づいた登録が必要となる。投資顧問を業務として行う専門の会社を投資顧問会社という。 |
投資顧問会社 | 投資顧問会社とは、 投資顧問を業務として行う会社のこと。 |
投資顧問業 | 投資顧問業とは、 投資家に対して、株式や債券などの有価証券について、銘柄、数量、価格、売買の時期など投資判断についての助言する業務のこと。投資顧問業を営む者は、投資顧問業法(有価証券に係る投資顧問業の規制等に関する法律)の規定によって、内閣総理大臣の登録を受けることが必要であり、投資一任業務をおこなう業者は、登録に加え、さらに内閣総理大臣の厳重な審査に基づく認可が必要となる。投資顧問業には、投資助言のみを行う「投資助言業務」と投資判断と、投資に必要な権限を投資家より委任されて行う「投資一任業務」がある。 |
投資顧問業法 | 投資顧問業法とは、 正式名称を「有価証券に係る投資顧問業の規制等に関する法律」といい、投資顧問会社を登録制にするなど投資顧問業について定めた法律。 |
投資事業組合 | 投資事業組合とは、 ファンドの一種で、主にベンチャー企業に投資を行うファンドのこと。投資事業組合は匿名性が高いという特長があり、出資者を隠した状態でM&Aなどを行うことができる。それが理由で、ライブドア事件で利用されていた経緯があり、ライブドア事件後は、その匿名性の高さが問題視され、投資事業組合のあり方については見直しが検討されている。 |
投資信託 | 投資信託とは、 中小投資家の小口資金を集め、その資金を専門家が株など有価証券に投資運用し、それで得た利益を出資額に応じて出資者に分配する金融商品のこと。元本の保証はされていないものが多い。 |
投資信託のブンさん | 投資信託のブンさんとは、 大和投資信託が運用している「りそな・世界資産分散ファンド」の略称。「ブンさん」というのは、このファンドの愛称で、大和投資信託が公式にこのファンドの愛称を「ブンさん」としている。 |
投資制限制度 | 投資制限制度とは、 資産の安全性を確保することを目的として、投資信託の運用に際して株式の組入比率などを制限する制度のことをいう。投資家から集めた資金全てを株に回すと、株価が下落したとき、基準価格も値下がりしてしまうため、上限が決められている。 |
投資日記 | 投資日記とは、 投資の内容を日記に綴ったもので、ブログで多く公開されている。近年、インターネットの普及により、投資が一般的になり、また、ブログも一般的になったことにより、投資日記の数も日々増えている。 |
投資ファンド | 投資ファンドとは、 特定の企業を買収し、買収企業の経営に関与することにより、その企業価値を高める企業買収専門のファンドを運営する会社のことをいう。 |
投資物件 | 投資物件とは、 不動産投資のためのマンションや土地などの物件のことをいう。 |
投資法人 | 投資法人とは、 投資法人法により定められた、投資を事業として営む法人のことをいう。投資法人法は正式には「投資信託及び投資法人に関する法律」といい、この法律に基づいて設立された会社の社名は、そのほとんどが「〜投資法人」となっている。投資法人は出資者から集めたお資金で有価証券への投資を行い、その利益を出資者に分配する。要するに、投資信託や投資ファンドのこと。不動産を投資対象とする投資法人を、特に不動産投資法人と呼ぶ。 |
投資法人法 | 投資法人法とは、 「投資信託及び投資法人に関する法律」の略称で、投資信託又は投資法人が投資者の資金を運用した成果を投資者に分配する制度を確立し、資金の運用が適正に行われることを確保するとともに、投資者の保護を図ることにより、投資者による有価証券等に対する投資を容易にし、国民経済の健全な発展に出資することを目的とした法律。 |
投資マーケット | 投資マーケットとは、 投資を行う市場のことをいう。株式投資マーケットといえば株式市場のこと、不動産投資マーケットといえば不動産市場のこと。 |
投資マンション | 投資マンションとは、 自分が住むのではなく、他人に賃貸することで家賃収入を得ることを目的としたマンションのこと。資産運用型マンションともいう。 |
投資有価証券 | 投資有価証券とは、 貸借対照表の借方の固定資産で、満期までに一年以上期間のある債券、市場価格のない有価証券、企業の持ち合い株式、関連会社の株式などのことをいう。 |
東証 | 東証とは、 東京証券取引所の略称で、東京の日本橋兜町にある、日本最大の証券取引所。大企業中心の1部、中堅企業心の2部、新興企業中心のマザーズと、上場基準により分かれている。 |
東証第一部 | 東証第一部とは、 東京証券取引所の最も上場基準の厳しい株式市場のこと。 |
東証株価指数 | 東証株価指数とは、 東京証券取引所が算出している日本の代表的な株価指数の1つ。TOPIXとも呼ばれる。 |
東証第二部 | 東証第二部とは、 東京証券取引所の中堅企業中心の株式市場のこと。 |
投資用不動産 | 投資用不動産とは、 投資を目的とした不動産のことをいう。投資用不動産として、投資マンションなどがある。 |
東証マザーズ | 東証マザーズとは、 東京証券取引所の株式市場の一つ、Mothers(Market of the high-growth and emerging stocks)のことで、高成長、拡大が期待される事業や新たな技術・発想に基づく事業を行う高い成長性を秘めた企業に資金調達の機会を与えるとともに、投資家に新たな投資物件を提供することを目的に、1999年11月に創設された市場。 |
投信 | 投信とは、 投資信託の略称で、中小投資家の小口資金を集め、その資金を専門家が有価証券に投資運用し、それで得た利益を出資額に応じて出資者に分配する金融商品。 |
同族会社 | 同族会社とは、 社長の家族や近親者が株式の大部分を保有し、その一族に経営を支配されている会社のことをいう。経営者が大株主のため意思決定は早いが、社内のチェック機能が働かず、経営が私物化され、放漫経営に陥りやすいという特徴がある。 |
トウバ | トウバとは、 寄引同事線で、下影のないものをいう。順調に株価が上げ続けたあとにトウバが出ると、下げに転換する可能性が高く、警戒が必要。 |
掉尾の一振 | 掉尾の一振とは、 年末の12月20日過ぎに相場が高くなることをいう。 |
騰落レシオ | 騰落レシオとは、 毎日の値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割りパーセンテージで表したもののことをいう。120%以上の騰落レシオが続くと、かなりの加熱状態で、天井が近いと見ることができ、逆に70%以下が続くと、やがて底を打ち反騰する期待が持てると判断できる。騰落レシオは、出来高と一緒にみると、その信頼性はより高まる。 |
トービンのQ | トービンのQとは、 企業の市場価値と、その再取得価値との割合のことをいう。計算式としては、(企業の将来収益を金融市場が現在価値に還元したもの)÷(企業が所有する個別資産を時価評価したもの)で表され、この比が1より大きいとき、それだけ、その企業の将来性が市場から評価されているということになる。 |
独占禁止法 | 独占禁止法とは、 経済活動における独占行為を禁止する法律のことで、正式名は「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」、更に略して「独禁法」とも呼ばれる。この法律では、ある分野における経済的な支配力が一部の人や組織に集中することを防ぐため、支配力を維持、拡大するために、販売方法や価格設定などに対して不当な制限を付けることを禁じている。 |
特定口座 | 特定口座とは、 上場されている株式を売買して得た利益に対してかかる税金納付を、源泉徴収だけで確定申告をしなくてもいい、もしくは簡単にする制度のこと。証券会社で、特定口座(源泉徴収あり)を作ると、その口座を通じて売買した上場株式などの利益にかかる税金を、証券会社が徴収して収めてくれるため個人で確定申告をする必要がなくなる。また、特定口座(源泉徴収なし)を選択すると、確定申告に必要な書類を証券会社が作成してくれるため、確定申告を簡単に済ませることができる。 |
特別売り気配 | 特別売り気配とは、 大量の売り注文に対して買い注文がない場合などに、更新値幅内に呼び値がない場合、金融商品取引所が、特別に呼び値の周知を図るために出す気配表示のことをいう。 |
特別買い気配 | 特別買い気配とは、 大量の買い注文に対して売り注文がない場合などに、更新値幅内に呼び値がない場合、金融商品取引所が、特別に呼び値の周知を図るために出す気配表示のことをいう。 |
特別気配 | 特別気配とは、 需給が、「買い」もしくは「売り」の一方に偏り、更新値幅内に呼び値がない場合、金融商品取引所が、特別に呼び値の周知を図るために出す気配表示のことをいう。「特別売り気配」と「特別買い気配」がある。 |
特別債 | 特別債とは、 特別の法律に基づいて、公営企業金融公庫、道路公団、住宅都市整備公団などや政府関係の特殊会社が発行する債券のことをいう。 |
特別分配金 | 特別分配金とは、 追加型株式投資信託の追加設定が行われることにより、現在の受益者の収益分配金に関する権利が損なわれないようにするための収益調整金勘定からの分配のことで、元本の払い戻しの性格を有するため、非課税となっている。追加型株式投資信託の収益分配金には、特別分配金の他に、普通分配金がある。 |
特別目的会社 | 特別目的会社とは、 特定の資産を担保にした証券の発行など、限定された目的のために設立された会社のことをいう。その多くは、バミューダやケイマンなど税制上の優遇措置のある地域で設立されている。 |
解け合い | 解け合いとは、 相場環境の激変により市場が大混乱に陥る恐れのあるときなど、決済不能になったときに売り方と買い方とが協議して一定の値段を定め、差金決済をして売買契約を解くことをいう。 |
独禁法 | 独禁法とは、 正式名は「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」といい、経済活動における独占行為を禁止する法律のことをいう。 |
突飛高 | 突飛高とは、 株式市場が材料難の中において、他の銘柄と比較して、特定の銘柄の株価が突然大幅に上昇することをいう。 |
突飛安 | 突飛安とは、 株式市場が材料難の中において、他の銘柄と比較して、特定の銘柄の株価が突然大幅に下落することをいう。 |
トップダウン・アプローチ | トップダウン・アプローチとは、 景気、金利、為替などマクロの投資環境を予測し、ポートフォリオ戦略をたてる運用手法のことをいう。マクロ分析の段階において主に用いられるのは、鉱工業生産指数、物価指数、在庫指数などの各種経済統計データで、これらを元に経済環境のファンダメンタルズを分析し、景気、金利、為替などの市場予測を立てて、国別のカントリー・アロケーションや株式、債券の比率などの投資方針の枠組みを想定していく。 |
独歩高 | 独歩高とは、 相場全体は低迷しているにもかかわらず、特定の銘柄の株価だけが高いことをいう。 |
独歩安 | 独歩安とは、 相場全体はしっかりしているにもかかわらず、特定の銘柄の株価だけが安いことをいう。 |
ドテン | ドテンとは、 信用取引などで、それまでの買いもしくは売りのポジションを逆にすることをいう。買建てしていた場合には、これを決済し、逆に売建てすることを「ドテン売り越し」といい、売建てしていた場合には、これを決済し、逆に買建てすることを「ドテン買い越し」という。 |
ドテン売り | ドテン売りとは、 それまで買いだったのに急に売りに転換することをいう。買建てして天井だと判断したら、すぐに売埋め、その直後に売建てを行うという、相場を読む力があってこその、全く無駄のない売買法だが、もちろん、相場を読み間違えることを考えると、リスクは高いと言わざるを得ない。 |
飛ばし | 飛ばしとは、 評価損が出ている有価証券を保有している企業が、その損失を隠すため、決算期末に、決算期の異なる企業に有価証券を転売することをいう。しかし、転売を繰り返しても時価が回復しない限りは評価損は膨らんでいくことになる。 |
TOPIX | TOPIXとは、 東証株価指数のこと。東京証券取引所が算出している株価指数で、東京証券取引所第1部に上場されている全銘柄の時価総額の、1968年1月4日の全銘柄の時価総額を合計したものを100として、指数を算出したもの。 |
止め足 | 止め足とは、 終値だけをつなぎ、折れ線グラフにした単純なチャートのことをいう。 |
トラッキング・エラー | トラッキング・エラーとは、 主に株価指数のTOPIXなどに連動することを目指すパッシブ運用において使われる言葉で、ポートフォリオと株価指数を比べたときの乖離のことをいう。 |
トラッキングストック | トラッキングストックとは、 特定の事業部門、子会社の業績に連動するような株式のことをいう。高成長が期待できる事業を行っているものの、本業においては低成長である企業が、分社化などのように組織形態を変えることなく、当該事業部門の支配権を維持したままで資金調達を行うような場合に発行される。トラッキングストックを購入する投資家には、その企業の当該事業に限定して投資を行う機会を提供することになる。普通株式にある配当、議決権、残余財産分配請求権などと異なり、発行ケースにより様々な条件が設定される。基本的に、トラッキングストックとして発行された事業の業績により配当が支払われ、議決権については、普通株式の議決権を基準として、企業全体の時価総額に占める当該同事業部門の時価総額の割合に応じて変動させるなどの形がとられる。 |
トリガー価格 | トリガー価格とは、 事前に指定された価格に相場が到達した時点で、事前に指定された事項が行われる事の条件付き取引の指定価格のことをいう。他社株償還条項付債では、ノックアウトプット売り型、ノックインプット売り型の商品があり、事前に決められたノックアウト価格、ノックイン価格は、その価格がトリガーになり、債券の償還方法が変わるため、トリガー価格とも呼ばれる。 |
取引報告書 | 取引報告書とは、 証券取引法により証券会社に義務付けられているもので、顧客の注文が成立した時に作成される取引内容を記入した書類のこと。この報告書は顧客の届出住所に郵送される。 |
トリプルウィッチング | トリプルウィッチングとは、 株式先物取引、株価指数オプション取引、個別株オプション取引の限月(取引期限満了日)のこと。 |
努力相場 | 努力相場とは、 証券会社独自の営業政策や推奨銘柄で相場の人気化を図ることをいう。 |
ドルコスト平均法 | ドルコスト平均法とは、 一定期間ごとに定額を同一商品に投資することで、値段が高いときには少量、値段が安いときには大量に購入できることから、平均購入価格を下げることができる投資方法のことをいう。 |
トレーダー | トレーダーとは、 株式、債券、為替などを業務として活発に売買する人のことをいう。 |
ドレッシング買い | ドレッシング買いとは、 ファンダメンタルズなど代表的な株価材料とは無関係に、株価上昇を狙った意図的な買い注文のことをいう。株式の運用担当者らが月末、年度末の株価を少しでも上げ、自分の成績を良くしようとすることが背景とされ、一般的に、外資系証券がこうした売買を行うことが多い。特に外資系の決算月に相当する12月末、中期末6月の取引終了時間にかけてこのような買いが入る。ただ、実際のところ、ドレッシング買いが入ることを予期して、証券会社の自己売買部門などが先回りしていることも多く、思惑が外れて波乱の展開になることもある。 |
トレンド | トレンドとは、 長期的な株価変動傾向のこと。「上げトレンド」、「下げトレンド」というように使われ、長期的に見て株価が上昇基調の場合「上げトレンド」、長期的に見て株価が下降基調の場合「下げトレンド」という。 |
トレンドフォロー | トレンドフォローとは、 通貨の価格変動傾向を見て、その流れに乗って取引することをいう。 |
トレンドライン | トレンドラインとは、 傾向線ともいい、上げ相場のときは安値をつないだライン、下げ相場のときは高値をつないだラインのことをいう。 |
ドローダウン | ドローダウンとは、 投資の負けにより資金が減ること、または含み損が発生することをいう。 |
トンカチ | トンカチとは、 上影が実体よりも長く下影が無いもののことをいう。 陰線の場合も陽線の場合も、上げて高値を付けてから始値付近まで押し戻された形。相場の意味的には「弱気」となる。陰線なら、更に「弱気」となる。 |
トンボ | トンボとは、 寄引同事線で下影のあるもののことをいう。寄引同事線は、株価の値動きが小さい銘柄でない限り、「転換暗示」を示す。特に下影が長く、上影の短いトンボが上げ途中に出た場合、下げに転換する可能性が高い。逆に、下降途中で下影の長いトンボが出たら、上げに転換する可能性がある。 |