株式用語解説 50音順 【 あ行 】 → 【 う 】
株式用語を初心者でも分かるように徹底解説しています。
50音順 【 あ行 】 → 【 う 】
【 う 】 |
上影 | 上影とは、 ローソク足の始値から終値を表す実体上部から上側に伸びる縦線(ヒゲ)のこと。 |
---|---|
上影陰線 | 上影陰線とは、 上影の長い陰線のこと。高値と安値のどちらを先につけたかよって少し解釈が変わるが、いずれにしても陰線であることから、相場としては 「かなり弱気」と捉えられる。 |
上影陽線 | 上影陽線とは、 上影の長い陽線のこと。高値と安値のどちらを先につけたかよって解釈が変わるが、 「始値→高値→安値→終値」という順序てあれば、「やや強気」、「始値→安値→高値→終値」の順序であれば、前者と比べるとやや弱気と捉えられることになる。ただ、この順序はローソク足では表現されていないため、チャートを見て判断することとなる。 |
上ザヤ | 上ザヤとは、 特定の銘柄において、東京市場と大阪市場で株価の差があったり、また、ほかのライバル銘柄と比較して高い低いがある時に、「XX円上ザヤ(下ザヤ)」などと言う。 |
受取手形 | 受取手形とは、 商品や製品の販売などにより、企業の営業取引から発生する手形債権のことをいう。 |
受渡し | 受渡しとは、 売買の成立(約定)に基づき、買い手は買付代金を、売り手は売付証券を、それぞれ相手方に引き渡すこと。 |
受渡金額 | 受渡金額とは、 約定代金の取引にあたって、必要な手数料や税金などを加えた実際に支払われる金額をいう。 |
受渡日 | 受渡日とは、 約定代金の取引を行う日のこと。例えば、株式の買付け時に売買代金を渡して株券を受け取ったり、売付け時に株券を渡して売却代金を受け取る日のこと。 |
うねり取り | うねり取りとは、 株価の上下の動きの中で、安値近辺で買い、高値近辺で売る取引方法のことで、それぞれの動きの値幅を大きく取って利益を出す。 |
埋める | 埋めるとは、 株式市場で下げた分を取り戻すことを意味する。 |
売上総利益 | 売上総利益とは、 粗利益を意味し、具体的には、金融商品取引法の財務諸表等規則による損益計算書上において、売上から売上原価を差し引いた利益のこと。 |
売上高経常利益率 | 売上高経常利益率とは、 売上高に対して経常利益が占める割合を示す財務指標(=経常利益÷売上高)で、金融収支の良し悪しや資金調達力の違いなどの財務体質も含めた、総合的な収益性が反映される。 |
売上高成長率 | 売上高成長率とは、 売上高伸び率とも呼ばれ、決算書の数値などを基に、経営を量的に分析する財務諸表分析の一つ。計算の基ととなる売上高は、企業規模や成長性の拡大をはかる尺度の一つとして使われる。過去5年間程度の売上高の推移をもって判断することが好ましいとされる。 |
売り板 | 売り板とは、 株の売り注文のことをいう。売り注文が多いことを「売り板が厚い」、少ないことを「売り板が薄い」という。 |
売り一色 | 売り一色とは、 政治や経済などの急激な変化が相場に悪影響をもたらし、買い注文がなく、 売り注文ばかりの状態のことをいう。 |
売掛金 | 売掛金とは、 顧客に販売した商品の未入金額から貸倒引当金を控除した額のことをいう。 |
売掛債権 | 売掛債権とは、 営業行為などによって、商品やサービスを顧客に販売・提供をしたものの、受取っていない代金を請求できる権利のこと。売掛債権は資産とみなされる。 |
売り方 | 売り方とは、 株を売ろうとしている人のこと。買い方に比べ、売り方が多ければ株価は下落し、逆に、買い方より売り方が少なければ、株価は上昇することになる。 |
売り気配 | 売り気配とは、 買い気配に相対する言葉で、買いより売りが一方的に多く値のつかない状態をいう。 |
売り崩し | 売り崩しとは、 作為的に売りを増やし相場を下落させること。 |
売り越し | 売り越しとは、 機関投資家などの特定の売買主体が、一定期間内で買った株式の金額を超える額の株式を売った状態のことを意味する。 |
売り線 | 売り線とは、 近い将来株価が下がることが予想される足のことで、売るタイミングを示唆している。 |
売り材料 | 売り材料とは、 投資家が持っている株式を売るきっかけとなる出来事のことをいう。具体的には、株式相場全体、または個々の銘柄にとってマイナスとなる報道などがあると、「売り材料」といわれる。日本の株式市場では、「円高」は売り材料に、「円安」は 買い材料にあたる。 通常、「悪材料」とほぼ同じ意味で使われるが、信用取引においては、逆の意味となる。 |
売出し | 売出しとは、 不特定多数の人に対して、発行済みの有価証券の「売付け申込み」、「買い付け申込み」を、均一の条件で勧誘すること。例えば、株式公開のときに、株式発行会社の大株主が、保持している株式を、不特定多数の一般投資家に取得させることなどをいう。 |
売り建て玉 | 売り建て玉とは、 オプション取引、信用取引、先物取引の売付けを行って、未決済のもののことをいう。 |
売りつなぎ | 売りつなぎとは、 所持している株の値下がりを、信用売りの利益で補うことをいう。 |
売り乗せ | 売り乗せとは、 信用売りを行っている銘柄に、更に追い討ちをかけるように売りを増やすこと。 |
売呼値 | 売呼値とは、 売り注文のときの呼値のことをいう。 |
上放れ | 上放れとは、 株価が飛ぶように高くなること。対する言葉として「下放れ」がある。 |
上値 | 上値とは、 現在の株価より、さらに高い株価のことをいう。 |
上値抵抗線 | 上値抵抗線とは、 チャート上において示された上値抵抗値のラインのこと。 |
上値抵抗値 | 上値抵抗値とは、 上昇トレンドで現れた天井の抵抗値。多くのトレーダーが、これ以上、上がらないだろうと考えている株価のこと。 |
運用会社 | 運用会社とは、 投資信託の運用の指図をする会社のことで、投信会社とも呼ばれる。 |
運用対象 | 運用対象とは、 投資信託において、運用成果の実現を目指し、投資信託協会の部会申し合わせによって定められる運用対象となる資産のこと。因みに、証券投資信託と称するには、少なくとも信託財産の総額の2分の1を超える額を、有価証券に対して投資しなくてはならないこととなっている。 |
運用報告書 | 運用報告書とは、 資金がどのように運用され、その結果どうなったかを、現在の運用内容と合わせて説明する報告書のことで、投資環境、運用状況、今後の運用方針、費用、基準価額、分配金の状況等が図表で分かり易く解説されている。 |
運用方針 | 運用方針とは、 運用会社が、安定した収益確保を目指すために、「どのような株式や債券を、どのような割合で、どのように運用するか」という形で、投資信託をどのように運用するかの姿勢を示したもの。目論見書などで、その内容を確認することができる。 |
運用スタイル | 運用スタイルとは、 投資スタイルともいい、資金の運用をする際に基本とする考え方や手法を総称していう。代表的な運用スタイルに、バリュー型とグロース型がある。 |